>ランボルギーニ

独チューナー「ランボルギーニ・レヴエルトはこう・・なんかアレなので」アグレッシブなエアロキットを考案→受注開始。フルキットで550万~630万円

2023/05/25

独チューナー「ランボルギーニ・レヴエルトはこう・・なんかアレなので」アグレッシブなエアロキットを考案→受注開始。フルキットで550万~630万円

| 世の中には様々な嗜好の人々が存在し、メーカーとのギャップを埋めるためにチューナーが存在する |

ランボルギーニ自身も「ハードコアモデル」の開発にかかっていることは間違いないと思われる

さて、ランボルギーニはブランド初のプラグインハイブリッドスーパーカー「レヴエルト」を発表したところですが、実際に顧客に納車されるのは2023年第4四半期以降(つまり年末)だと言われています。

なお、最近のスーパーカーやハイパフォーマンスカーは「発表から実際の納車までの時間が長い」ことが多く、デリバリーが開始されるまでには、多くのチューナーがCGにてそのカスタムの提案を行い、他社に先んじて自社への注目を高めることもまた通例となっているわけですね。

さっそく出てきたフェラーリ・プロサングエの「内外装カスタム」予告。技術とデザインに定評があるカーレックスだけに実際の仕上がりには期待が持てる
さっそく出てきたフェラーリ・プロサングエの「内外装カスタム」予告。技術とデザインに定評があるカーレックスだけに実際の仕上がりには期待が持てる

| カーレックスはすでに同様のカスタムをランボルギーニ・ウルスで実践済み | おそらくは本当にフェラーリ・プロサングエのカスタムを行ってくるだろう さて、ポーランド拠点の内装スペシャリスト、カーレック ...

続きを見る

ドイツのチューナー、DMCがランボルギーニ・レヴエルトをバーチャルカスタム

そして今回はドイツのチューナー、DMCがランボルギーニ・レヴエルトをバーチャル上でカスタムし、その画像を自身のインスタグラム上にて公開していますが、DMCいわく「ランボルギーニ・レヴエルトはそのままでも素晴らしいクルマではあるが、シアンFKP37と比較するとエッジが少なく柔らかいラインを持っているため、遠くから見ると野暮ったく見えることがある」。※むろん、発表されたレヴエルトはラインアップ中もっとも「ベーシックな」スペックであり、今後ランボルギーニはいくつかハードコアモデルを発表するであろうことも忘れてはならない

そのため今回DMCはランボルギーニ・レヴエルトがアグレッシブに見えるよう、さらにはエアフローを改善しダウンフォースを増加させるべくエアロパーツの提案を行っていますが、フロントだとリップが大型化しエアインテーク周辺にカーボンファイバー製のパーツが装着されています。

DMC_Revuelto_Front_Lip

さらにフロントフェンダー上にはエア抜きのためのルーバーが組み込まれ、そしてサイドステップもウイングレットつきの独自形状へ。

l

DMCはおそらく本当にレヴエルト用のボディキットを発売してくるだろう

なお、DMCは「口だけ」ではなく、これまでには実際にベントレー、アストンマーティン、ブガッティ、フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、ポルシェ、マクラーレンなどのボディキットやチューニングメニューを展開しており、とくにランボルギーニは「専門分野」。

たとえばランボルギーニ・アヴェンタドールだと、こんな感じで「超」アグレッシブなカスタムを行っています。

25595365967_b76a67ede3_b

DMCが限定3台のカスタム・アヴェンタドールを公開。デザインソースは「ガンダム」他日本の古いアニメ

| デザインソースは日本の古いアニメ | DMCがランボルギーニ・アヴェンタドール向けのチューニングプログラム「エボルツィオーネ(Edizione)GT Las Americas」を公開。 価格は邦貨 ...

続きを見る

加えて今回のランボルギーニ・レヴエルトのように、新しいモデルに対するチューニングメニューの考案にも積極的であり、ちょっと前にはフェラーリ296GTB向けのチューニングパッケージを考案したことも。

フェラーリ296GTBのカスタム一番乗り?DMCがエアロキット、そして「80馬力」パワーアップさせるチューニングメニュー「スクアーロ」を公開 
フェラーリ296GTBのカスタム一番乗り?DMCがエアロキット、そして「80馬力」パワーアップさせるチューニングメニュー「スクアーロ」を公開 

| ただ、現時点では実車をチューンしているわけではなく、あくまでも「計画」なのだと思われる | ただ、これまでの例から見るに、DMCは実際にその計画を実行することになりそうだ さて、ランボルギーニやフ ...

続きを見る

話を今回のランボルギーニ・レヴエルト向けのボディキットに戻すと、ボディキット全体の価格は、プリプレグカーボンが39,990ドル、フォージドカーボンが49,990ドルに設定されるといい、一部のパーツは単品でも購入可能で、フロントスプリッター、リアディフューザー、リアウィングはそれぞれ8,590ドル(プリプレグカーボン)、10,490ドル(フォージドカーボン)で販売される予定なのだそう。

そしてそのデザインを見てみると、ランボルギーニがこれまでに発表してきたモデルからインスピレーションを受けたであろう意匠がいくつか散りばめられ、つまりランボルギーニのデザインがDMCに対して強い影響を与えたであろうことがわかりますが、ランボルギーニは今後、「今までのモデルのさらに上を行く」ようなデザインを考案してゆくことになるものと思われ、また新たなるデザイン的流行を自社からの発信によって作り上げてゆくことになるのかもしれません。

DMC_Revuelto_Rear_Wing_Spoiler

ランボルギーニ・レヴエルトについて、乗り出し価格が1億円近くなるとも言われ、そして最近では「投資」も兼ねてこういったスーパーカー/ハイパーカーを購入する人が多いこと(より多くのユーザーが消費者と投資家の二面性を持つようになったのはこの数年の大きな変化である)を考慮するに、その価値を損なうであろう「改造」を行う人がどれだけいるのかはわかりませんが、中には「値下がりなど気にせず」不可逆カスタムを行うことができる人もおり、そういったユーザーにとってDMCは「数少ない選択肢のうちのひとつ」ということになりそうですね。

合わせて読みたい、ランボルギーニ・レヴエルト関連投稿

まるでダース・ベイダーの誕生シーンだな・・・!ランボルギーニがレヴエルトに生命を与え、その無限のパワーを放出するSF映画っぽい動画を公開
まるでダース・ベイダーの誕生シーンだな・・・!ランボルギーニがレヴエルトに生命を与え、その無限のパワーを放出するSF映画っぽい動画を公開

| ボクはランボルギーニのスケールの大きな動画が大好きだ | とりわけレヴエルトのプロモーション動画はこれまでの中でも規模が大きい さて、ちょっと前になるのですが、ランボルギーニがV12フラッグシップ ...

続きを見る

ディアブロSE30と同じ「ヴィオラ30」にペイントされたランボルギーニ・レヴエルトが登場!すでにけっこうな数のレヴエルトが生産されているもよう【動画】
ディアブロSE30と同じ「ヴィオラ30」にペイントされたランボルギーニ・レヴエルトが目撃!すでにけっこうな数のレヴエルトが生産されているもよう【動画】

| 今後はさらに多種多様な仕様を持つレヴエルトが目撃されることになるものと思われる | レヴエルトのオプション選択肢は数多く、おそらく2台として同じ仕様のレヴエルトは存在しないのかも さて、ランボルギ ...

続きを見る

ランボルギーニ・レヴエルトはこうやって作られる!工場内でのカーボンフレーム製造、パワートレーンや内装の装着を経て色とりどりのレブエルトが誕生してゆく【動画】
ランボルギーニ・レヴエルトはこうやって作られる!工場内でのカーボンフレーム製造、パワートレーンや内装の装着を経て色とりどりのレブエルトが誕生してゆく【動画】

| すでにランボルギーニはレヴエルトの量産を行えるだけの準備を整えているようだ | 顧客スペックと思われる「カスタムカラー」と思しきレヴエルトの姿も さて、先日はスパイビデオ系ユーチューバー、Varr ...

続きを見る

参照:dmcluxury

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ランボルギーニ
-, , , , , , ,