ホンダ・シビックを6輪化した猛者あらわる。さすがはアメリカ、むしろ好意的に受け入れられているようだ

｜　おそらく6輪化には中古のシビックをもう一台買えるくらいのコストがかかっているものと思われる　｜

そしてアメリカでは6輪化カスタムが大人気である

さて、制作段階から大きな話題を呼んでいた「6輪シビック」がついに完成したとして米画像掲示板レディットにて大きな盛り上がりを見せることに。

この制作経緯や詳細（スペック）は不明ではあるものの、フロントだとヴェイルサイド風のバンパーが目に入り、そのほかだと2本足ドアミラーにやはりヴェイルサイドっぽいサイドスカート、そしてBBSのように見える6つのホイールが大きな特徴です。

おそらくはシビックハッチバックの後輪に「2輪」を追加

見たところベースとなるのは6代目「EK」シビックであり、ドアから判断するに「4ドアセダン」ではなく「3ドアハッチバック」版のリアを延長したものだと思われます。

このオーナーが何を求めて6輪化したのかはちょっとナゾで、もし「積載能力に優れるシビック」が欲しかったのであれば「シビック・エアロデッキ」を選ぶという選択があったはずですが、そうではなく「3ドアシビックの6輪化」というイバラの道を歩んだということは、このシビックをどうしても6輪化したかったのかもしれませんね。※下の画像は経過が報告されていた「改造中」。このときは小径ホイールを装着し”ローライダー風”であったようだ

なお、このシビックはFFの「はず」なので、リアの2輪は空転するだけということになり、よって走破性が向上するわけではなく、しかしインパクトは文字通りの「最大級」。

そしてアメリカは（ホットロッドやローライダーのように）クルマを好きにカスタムする文化があり、欧州のように「効率性や性能の向上」を求めてクルマをイジるのではなく、単に外観のカッコよさ、そして自分の理想を求めて改造するケースが多々見られます。

よって、風土としては（アメリカは）どんな他人のカスタムに対しても好意的という傾向があり、以前にS2000をホットロッド化したオーナーに対しても比較的温かい眼差しが向けられていて、これは他の地域ではなかなか無いことかもしれません。

アメリカでは「6輪化」が大人気

ちなみにですが、アメリカでは6輪化の人気が非常に高く、ちょっと前にもランボルギーニ・ウルスの6輪化が報じられたばかり。

そのほかジープの6輪化を専門的に行うショップもあり、先日はフォード自らが「6輪化する純正オプション」のパテントを申請したことも報じられています。

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参照：Reddit