｜ しかもこのホンダS2000は「ノードア」、後方確認はカメラにて ｜
様々なメーカーのパーツをここまでまとめ上げる技量は高く評価されて然るべきである
さて、これまでにも様々なホンダS2000のカスタムカーが登場していますが、今回はそれらの中でもとびっきりワイルドな一台がネット上で話題に。
これはロサンゼルス在住のジョシュア・オッペンハイムという人がカスタムしたもので、その外観はとてもS2000ベースだとはわからないほどまでに独自性あふれるものへと入れ替えられています。
フェラーリ、マクラーレン、アウディなどからパーツを拝借
このS2000の完成度は非常に高く、しかしここまで仕上げるのに要したのは約2年。
ジョシュア・オッペンハイムさんは事故にて廃車となったホンダS2000を手に入れて、その後長い時間のかけてここまでのカスタムを行っていますが、各社の純正パーツにオリジナルの加工を加えることで他に例を見ないルックスを実現しています。
たとえば大破していたフロントだと「元に戻す」のではなく、S2000CRのバンパーを加工してオリジナルのスプリッターを装着し、デイタイムランニングランプはプジョーの「ファング（牙）」を連想させる発光グラフィックへ。
フロントフェンダーにはポルシェ911GT3RSっぽいルーバー、そしてオーバーフェンダーが装着されています。
ルーフにはハードトップが装着され、リアにもオーバーフェンダー、そして圧巻はマクラーレン600LTから移植したという「上方排気」エキゾースト（S2000はフロントエンジンなので、かなりトリッキーなエキゾーストパイプの取り回しを行っているものと思われる。動画では実際に火を吹く様子も）。
そしてこのクルマを未来的に見せているのはアウディのe-tronシリーズから拝借したというLEDライトバー、そしてドアミラー代わりの後方確認用カメラ。
なお、リアディフューザーはフェラーリF430からの流用だといい、様々なクルマからのパーツを使用してこれだけうまくまとめるのはなかなか真似できるものではない、と思います。
なお、ここに至るまではいくつかのバージョンを経ており、こちらはボディカラーがホワイト、そしてリアウイングとドアを装着していた時代（その後ドアが取り外されて現在に至る）。
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