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NSX後継スーパーカー?ホンダが「ドライバーとのエンゲージメントを重視した、これまでとは全く異なる」電動スポーツカーを開発中との報道

2024/01/30

ホンダ

| おそらくこれが以前に発表された「NSX後継モデル」的ポジションになるものと思われる |

現時点ではどういったスポーツカーになるのかほぼわかっていない

さて、ホンダは今年始めにラスベガスにて開催されたCESにて新しいEVシリーズ「0」を発表していますが、今回ホンダの三部敏宏CEOがカーメディアに対して「新しいエレクトリックスポーツカーを開発中」であるとコメント。

「0」シリーズを振り返ってみると、発表時点では「Honda 0 SALOON(ホンダ ゼロ サルーン)」と「Honda 0 SPACE-HUB(スペース ハブ)」なる2つのコンセプトカーにて構成されており、しかしこれらはあくまでもそのブランドコンセプトを示すためのもので、けしてそのまま発売されるわけではないことに注意を要します。

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新しいホンダのエレクトリックスポーツは「0」ブランドから

そして三部敏宏CEOによれば、この新しいスポーツカーは「0」ブランドから登場するとのことで、つまり欧州や中国で展開している「e:N」ブランドからの発売ではないというのがミソであり、つまりこの新型スポーツカーは「Thin(薄い)、Light(軽量)、Wise(賢い)」というアプローチを取る0ブランドの思想に従い開発がなされる、ということに。

そしてこの新型スポーツカーは2026年から市場に投入される予定である0シリーズの”中核となる高性能マシン”だと表現されており、三部敏宏CEOによると「その開発は着実に進んでいる」。

0シリーズのフラッグシップモデルとして室内空間の最大化、バッテリーの軽量化、効率の向上などの技術革新を具現化し、ドライバーとのエンゲージメントを重視した「走る歓び」が感じられるスポーツカーになると目され、しかし現時点ではその詳細については一切がナゾ(0シリーズの2台のコンセプトカーについても技術的詳細は明かされていない)。

Honda-Zero (2)

そのほか、ウワサされている範囲では0シリーズコンセプトの設計哲学に沿って低く、キャブフォワードスタイルを持つといい、コクピットデザインは、運転に集中できるミニマルなものに、そして搭載されるバッテリーはホンダの現在のEVに搭載されているものよりも大幅にスリムになり、モーター、インバーター、ギアボックスをコンパクトなユニットに統合して室内空間を最適化するeアクスルドライブユニットが搭載される、とも。

さらに三部敏宏CEOは、この新型エレクトリックスポーツカーにつき「ホンダがこれまでに発売したどの高性能車ともまったく異なる乗り味になる」と強調しており、これはつまり”ドライバーとの真のエンゲージメントを保証する明確なキャラクター”が与えられることになることを意味しており、この実現のため、ホンダは現在の(おそらくは競合含め)電動スポーツカー市場の徹底的な分析も行っていることについても触れられています。

NSXの販売終了後、ホンダにおけるスポーツカーラインアップは「シビック・タイプRのみ」となっていますが、新世代のスポーツカー、そしてホンダの新しい時代を告げることとなるであろうこのクルマの発表を楽しみに待ちたいところですね。

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参照:Autocar

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