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ミツオカ・バディが大人気!今注文すると2023年以降の生産に。なぜバディは大きなヒットとなったのか?

2020/12/01

| ミツオカは自社にしかできない、”弱者の戦略”を選択した |

さて、光岡自動車の発売した「バディ」が大人気との報道。

ミツオカによれば、2020年11月の発表直後に注文した車両について、すでに2023年の生産枠に入ってしまうといい、これはなんと納車2-3年待ち。

バディはトヨタRAV4をベースに、ミツオカが手作業で架装をほどこすクルマとなりますが、そのぶん生産台数には限りがあるのもまた事実。

2021年には50台、2022年に150台を予定していた生産枠がすべて埋まってしまったということになりそうです。※価格は4,697,000円からなので、安いクルマではない

ミツオカ・バディはこんなクルマ

ミツオカ・バディは「ロックスター」に続く”アメリカン”なアピアランスを持つクルマで、上述のとおりベースはトヨタRAV4。

80年代~90年代のシボレーやフォード、キャデラックっぽい雰囲気を持つデザインが特徴です。

ミツオカにとってはじめてのSUVとなりますが、SUV発売となった経緯は、「新しい生活様式とともに目まぐるしく変化するライフスタイルに対応するため」だとしており、「自然体でサラリと乗りこなせる相棒」をコンセプトとして、”気持ちの良いアウトドアライフや仲間とワイワイ楽しめるサーフィン、スキー、またはスタイリッシュな街乗り用として、多彩なライフスタイルにマッチした、より幅広い世代にお楽しみ頂ける SUVとして”バディを企画した、と紹介されています。

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「バディ」の名に込められた想い

そして「バディ(相棒)」という車名については下記の通り紹介されています。

ミツオカのほかのクルマは「ビュート」「ロックスター」「ヒミコ」「リューギ」「ライク」といった名称を持ちますが、それぞれに”ドラマ”があるようですね。

加えて、ミツオカのカタログについても独自の世界観やストーリーを感じさせるものであり、ほかの自動車メーカーとは異なる方向性を持っていて、「流行や周囲に流されず、自分の価値観に従い、自分の使用するモノを選べる人」に受け入れられているのかもしれません。※バディのオンラインカタログはこちら

昨今のソーシャルメディアに代表されるような、自分自身の体験や大切な人とのつながりを、瞬時に共有または回想できるツールがありますが、それらはある人の人生の喜怒哀楽に共感したり、共鳴したりする面白さが魅力といえます。
世代や性別に関係なく、誰しもが経験してきた泣き笑いの素敵な日々を、ある時は懐かしい自分に、ある時は今の自分に、またある時は未来の自分へ重ね合わせながら、物語を紡ぎあげる。

光岡自動車

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どこで見れるのミツオカ・バディ?

なお、11月28日から30日の間には光岡麻布ショールームにてバディが展示されていたようですが、おそらくは今後各ショールームにて順に展示されるものと思われます。

意外とミツオカのショールームは多く、専売だと麻布のほか世田谷、そして富山。

直営ショールームは宮城、栃木、群馬、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、兵庫、福岡に設けられています(光岡自動車のショールーム一覧はこちら)。

今のところ展示スケジュールについては開示されておらず、ひとまずは最寄りのショールームに問い合わせるしかなさそうですが(ショールームによってはFacebookページ等を開設している)、展示車が入れば一度見に行ってみようと思います。

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なぜミツオカ・バディは「ヒット」したのか?

なお、現在日本ではアメ車が売れないと言われ、これはアメリカからもブーブー文句を言われているところ。

フォードやダッジ等も撤退してしまい、正規輸入されているブランドはジープやシボレー等のGM系がメインとなってしまいましたが、日本自動車輸入組合の発表するブランド別登録ランキングを見てみるとアメ車は安定して売れていて、2020年の1月から10月までだとジープはボルボに次いで7番目に売れているブランドであり、キャデラックはベントレーよりも売れていて、撤退してしまったダッジやフォードは(正規輸入されている)ロータス、マクラーレンやアストンマーティンよりも多くの台数が登録されています。

加えて、ここ数年の傾向を見る限りでは「世の中の状況に左右されず」安定した販売を記録しており、つまりは多くはなくとも一定のファンがいるとも考えて良さそう。

さらには所ジョージのように「アメリカンなライフスタイル」を取り入れる人や憧れる人も少なくはなく、そういった人々に対し、アメリカを強く連想させるバディが”刺さった”のでしょうね。

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加えて、アメ車は信頼性の面で不安だと感じたり、サイズが大きすぎる、販売や整備拠点が少ないといった懸念を抱えていた人、そもそも現在のアメ車は欧州車っぽくなってしまい”味”が消失してしまったと感じていた人にとってもバディは”理想的なクルマ”として目に映ったのかもしれません。

これはもちろん、ミツオカが「自社のポジションを鑑み、自社にしかできないこと」をしっかりと認識して独自の、そして大手にはできない商品展開を行ってきたからということになりそうですが、そのぶんミツオカのクルマには強く感情移入する人も多く、ミツオカのクルマはほかメーカーに比較して所有期間が長い傾向があり、”ある意味、もっともエコな”自動車ブランドだというレポートも読んだことがあります。

参照:光岡自動車

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  • この記事を書いた人

JUN(intensive911)

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