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日産が次期GT-Rについて語る。「何かが変わっても、本質がGT-Rであることは変わらない」。なお現行GT-Rには歴代モデルを意識した特別仕様が追加されるもよう

日産が次期GT-Rについて語る。「何かが変わっても、本質はGT-Rであることに変わりはない」。なお現行GT-Rには歴代モデルを意識した特別仕様が追加されるもよう
Nissan

| もし2025年モデル限りで現行GT-Rが終了するとなれば、日産はそれを記念し盛大に限定シリーズを発売することになるだろう |

ただし次期GT-R登場までは少し時間を要することになるようだ

さて、出ては消える新型日産GT-Rのウワサ。

最近だと2019年頃に日産がGT-Rオーナーに対してヒアリングを開始したという事実が報じられており、これによってガソリン、ハイブリッド、ピュアエレクトリックなど様々な可能性が検討されていますが、結果的には日産がそこからアクションを起こさず、この時点では「調査」を行うにとどまったと言われています。

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次期GT-Rの登場は「2030年までに」

そして直近だと2025年モデルの発表にあわせて「2025年限りでGT-Rが終了し、その後次世代に移行する」という話が出ていて、今回ニューヨークオートショーにて北米日産の上級副社長兼最高企画責任者、ポンツ・パンディクティラ氏が語った内容が注目を集めています。

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まずひとつは「フェアレディZに搭載される3リッターV6エンジンは厳しい環境規制に対応できるため、あと数年は存続できる」という話で、これによってフェアレディZの延命が確認できますね。

そして本題となるのが「GT-R」。

まず現行モデルでは2025年限りで販売が終了し、これを記念して歴代のGT-Rに経緯を表した様々な特別バージョンが発売されることに言及しています(ただし、これはあくまでも北米市場での話であり、日本でどうなるかはわからない)。

Nissan-Hyperforce-Concept4

そしてポンツ・パンディクティラ氏の話は次期GT-Rにも及びますが、こちらはやや抽象的で、「次期GT-Rまだ開発中です。たとえこれまでのGT-Rと変わる部分があるとしても、それはGT-Rになるのは間違いないでしょう」。※日産が何をもって「GT-Rだと定義」しているのかについては興味があるところ

そしておそらく「変わる部分」とは電動化で、現時点では「ハイブリッドなのか、PHEVなのか、それともピュアエレクトリックなのか」はわからないもののパワートレーンが大きく変更されることは間違いなく、しかし以前に日産上級副社長アルフォンソ・アルバイサ氏が「現行GT-Rと同じくクワッドテールランプを備える」とコメントしていて、これが「変わらない部分」なのかもしれませんね。

そのほか、とぎれとぎれに聞こえるのは「ハイパーフォースコンセプトを意識したデザインになる」「スーパーカーっぽいウェッジシェイプではなくレンガっぽいデザインになる」「フォーミュラEとの関連性を持たせる」というものがありますが、日産はアリアNISMOにおいてもフォーミュラEとの共通性を持たせており、よって次期GT-RとフォーミュラEとが密接な(メカニズム的)関わりを持つというのはありうるシナリオだと思います。

Nissan-Hyperforce-Concept3

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参照:CARBUZZ

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