日産がR35 GT-R「2025年モデル」発表。2007年発売当時に比較してベースモデルの価格は「倍」、そしてGT-R NISMOではついに3000万円オーバーへ

｜　一部ではこの2025年モデルをもってR35GT-Rの販売が終了すると言われているが　｜

次期「R36」GT-Rについては様々な噂があるものの、まだその方向性が決定していない、とも

さて、日産が2025年モデルのR35 GT-Rを発表。

ベースモデルの「Pure Edition」の価格は14,443,000円に設定されていますが、2007年の初登場時には777万円という価格だったので（ちょうど当時のポルシェ・ケイマンSと同じくらいに設定されていた）、R35GT-Rは販売開始時から今までで「文字どおり倍」に価格が上昇したということに。

ただし当時970万円くらいであった（997世代の）ポルシェ911カレラの価格も（992世代では）1600万円にまで上がっているため、ハイパフォーマンスカーの価格が全体に上がっていると考えていいのかもしれません。※ただしR35 GT-Rはフルモデルチェンジを行っていないが、ポルシェ911は世代が変わっている

新型日産R35 GT-Rはこんなクルマ

そこで今回発表された新型R35 GT-Rを見てみると、そのトピックとしては以下が紹介されています。

• 「NISSAN GT-R Premium edition」に専用特別内装色、「ブルーヘブン」を新設定
• 「NISSAN GT-R Premium edition T-spec」と「NISSAN GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec」のピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに、今まで「GT-R NISMO Special edition」のみに採用していた高精度重量バランス部品を採用
• 「NISSAN GT-R Premium edition T-spec」と「NISSAN GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec」のエンジンルーム内に、赤文字で匠の名が刻まれたアルミ製ネームプレートとゴールドのモデルナンバープレートを装着

こちらがその「匠」ネームプレートで・・・。

こちらがモデルナンバープレート。

些細な変更ではありますが、オーナーにとっては特別感が感じられる、嬉しい装備だと思います。

「ブルーヘブン」内装はこちら（ペールブルーっぽい感じで、シルバーやブルー系のボディカラーとは相性が良さそうだ）。

このほかについては特に変更点がアナウンスされておらず、よって上記の変更以外は「2024年モデルと変わらず」ということになりそうですね。

R35 GT-Rは2025年モデルを最後に生産終了？

なお、日産は2025年モデルのR35 GT-Rの受注をすでに開始しており、しかし「各販売会社、日産ハイパフォーマンスセンターにて注文受付を開始いたしますが、生産台数に限りがあり、ご注文をお受けできない場合がございます」という注意書きも。

この生産台数については日産から明確なアナウンスはないものの、いくつかのメディアでは「1,500台のみ」「うち300台がGT-R NISMO」という説が有力で、さらには2025年モデルをもってR35 GT-Rの生産が終了する、という話も聞かれます。

今回発表された2025年モデルのR35 GT-Rの全グレード、そして価格は以下の通り。

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参照：NISSAN