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レクサスが新型LXを発表!新グレード「エグゼクティブ」は1800万円、22インチホイールアルミルーフなど「レクサス初」が満載の究極SUVが誕生

レクサスが新型LXを発表!新グレード「エグゼクティブ」は1800万円、22インチホイールアルミルーフなど「レクサス初」が満載の究極SUVが誕生

| レクサスは基本に忠実に、そしてどんな細かいところも改良してきたようだ |

レンジローバーやメルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、ポルシェのSUVに真っ向から戦いを挑む

さて、トヨタが新型LXを国内にて正式発表。

その価格は「LX600」が1250万円、「LX600オフロード」は1290万円、「LXエグゼクティブ」は驚愕の1800万円という設定です。

ここで新型LXの概要を見てみましょう。

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新型レクサスLXはいかなる状況においても上質な移動体験を提供

レクサスによると、LXは(1996に初代が発売されて以来)累計で約51万台を販売してきたといい、新型LXは歴代LXの美点を踏襲しつつ、ランドクルーザー譲りのオフロード性能、そして「レクサス・ドライビング・シグニチャー」によって達成される温オンロード性能とを併せ持ち、いかなる状況においても快適で上質な移動体験を提供することを目的に開発された、とのこと。

今回あらたに「オフロード」と「エグゼクティブ」という、方向性の異なるグレードが用意されていますが、これは多様化するニーズ、そしてライフスタイルに対応するためだと説明されています。

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まず、レクサスによる新型LXの開発理念は以下の通り。

新型LXの開発にあたっては、「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を確保するために、ボディオンフレーム構造を維持しながら、新GA-Fプラットフォームの採用や約200kgの軽量化、デジタル開発による高剛性ボディの実現などを通じ、クルマの素性を刷新。また、高出力で高トルクのV6 3.5Lツインターボガソリンエンジンや電子制御ブレーキシステム(ECB)、電動パワーステアリングシステム(EPS)を搭載することで、オンロードとオフロードともにお客様がLEXUSらしい運転を満喫できるよう走行性能を追求しました。これら素性の刷新や新たなパワートレーンの採用は環境性能の向上にも寄与し、従来型と比べて車両使用時の年間CO2排出量をグローバルの全台数分で約20%低減することで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。過酷なオフロードにおいては、より安心で快適な走行を実現すべく、インストルメントパネルにLEXUS初の12.3インチと7インチの上下2画面のデュアルディスプレイを採用するとともに、世界初採用のバックアンダーフロアビュー機能を搭載しました。またお客様の多様なライフスタイルに寄り添うべく、あらゆる道を優雅に安心して移動するための4座独立式シートをはじめとした専用設計を施した“EXECUTIVE”や、前後デフロック機能を装備してオフロード性能を高め、専用のエクステリアデザインを施した“OFFROAD”を新規設定しています。デザイン面においては、NXから始まった運動性能や機能に根差したデザインを追求しつつ、フラッグシップSUVに相応しい力強さや存在感と、洗練されたプロポーションを実現しています。また、LEXUS初採用の指紋認証スタートスイッチは、盗難リスクの低減に寄与します。

新型レクサスLXはこんな特徴を持っている

新型レクサスLXの特徴は(レクサスによれば)大きく分けて6つあるといい、それは「1. 上質な走りの進化を実現した素性の刷新 」「2. Lexus Driving Signatureを追求したオンロード走行性能 」「3. 磨き上げられたオフロード走行性能 」「4. 機能性と優雅さが調和したLEXUSの次世代デザイン言語に沿ったプロポーション 」「5. 多様化するお客様のニーズに寄り添う新たなラインアップ 」「6. 人間中心の考え方に基づいた先進安全技術と利便性向上 」。

ここでそれぞれを簡単に見てゆきたいと思います。

1. 上質な走りの進化を実現した素性の刷新

これはもう新型ランドクルーザー(LC300)で実証済みなので多くを語る必要はないかと思いますが、信頼性の高いボディオンフレーム構造をベースにした新型プラットフォーム「GA-F」の恩恵によるところが大きく、これによって低重心化と軽量化(-200kg)を達成し、さらにはボディ剛性(+20%)の工場も果たしています。

これらがクルマの「基本性能」、つまり操縦安定性やコーナリング性能などを向上させることとなっているわけですが、新型LXでは高張力鋼板の採用拡大やボンネット、ルーフ、全ドアパネルをアルミニウム化(ルーフのアルミ化はレクサス初だという)、さらにはパワートレーンの搭載位置を車両後方に70mm、下方に28mm移動させたといい、こういった部分は オフロード走行はもちろん、オンロードでの走行性能向上にも寄与することになりそうです。

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2. Lexus Driving Signatureを追求したオンロード走行性能

こちらについては、「素性の刷新」にあわせ、車高調整が可能なAHC(Active Height Control suspension)、細かい減衰力の調整が可能となったAVS(Adaptive Variable Suspension system)、リニアな反応を実現する電動パワーステアリング(EPS)がその達成に貢献している、とのこと。

なお、直接の走行性能には関係ないものの、レクサスでもっとも熱いフロントガラス(5.76ミリ)やアコースティックガラスの採用、アクティブノイズコントロールによる高い静粛性の実現、反面、エンジンサウンドエンハンスメント(フェイクサウンド)によってアクセル開度等に応じたサウンドを発し、「気持ちいい」反応を実現しているようです。

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3. 磨き上げられたオフロード走行性能

これについてもランドクルーザー譲りとなり、「高い悪路走破性とゆとりある室内空間を両立するホイールベースの黄金比である2,850mm」を維持したほか、アプローチアングル、デパーチャーアングル、ランプブレークオーバーアングルに加え、最大安定傾斜角44度、登坂能力45度、最大渡河性能700ミリといった基本的な数値も従来型LXと同等、とのこと。

これらに加え、6つのモード(AUTO/DIRT/SAND/MUD/DEEP SNOW/ROCK)を備えるマルチテレインセレクトによって車両のポテンシャルを最大限に引き出すことが可能になったようですね。

このほか、クロールコントロール、ダウンヒルアシストコントロール、マルチテレインモニターなど、オフロードに特化した運転支援システムも進化、もしくは新しく装備されています。

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4. 機能性と優雅さが調和したLEXUSの次世代デザイン言語に沿ったプロポーション

新型レクサスLXでは「Dignified Sophistication」なるデザインコンセプトを導入し、目指したのは「圧倒的な存在感を狙った、都会で印象に残る大人のプロポーション」。

Aピラーとフロントウインドウを寝かせた「キャブバックワードデザイン」を(ランクル同様に)採用し、これによって優雅なスイタイルを演出していると感じます。

なお、スピンドルグリルはとんでもなく大きくなっていますが、これまでレクサスが好んで採用してきた(設計に何ヶ月もかかる)メッシュ状グリルではなく、フローティングバーによってスピンドルグリルが形成されている(しかもフレームレス)ことも大きな特徴ですね。

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加えて、これもランクル譲りのマッシブなフロント/リヤフェンダー、NXにてはじめて採用された「LEXUS」バッジも”新しい”ところです。

ちなみにホイールはレクサス史上最大の22インチを採用し、これもまた視覚的に安定感をおぼえさせるパーツだと思います。

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インテリアのデザインについては、レクサスがここ最近強く押し出している「Tazuna Concept」を採用し、「見やすく、使いやすい」配置を実現した、とのこと。

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5. 多様化するお客様のニーズに寄り添う新たなラインアップ

そしてぼく的にもっとも大きなトピックが新グレード「オフロード」と「エグゼクティブ」の設定。

レクサスは「多様化するライフスタイルに対応」したためだとしていますが、やはり中東などで実際に悪路を走るユーザー、そして逆に悪路を全く走らず、車内が広く、快適に移動できるという理由でSUVを選ぶユーザーに配慮しているのでしょうね(その両方をカバーするのではなく、仕様をちゃんと分けた)。

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そして「エグゼクティブ(EXECTIVE)」のシートレイアウトは贅沢な4人乗りで、リアシートだと最大1000ミリのレッグスペース(助手席後ろ側)を実現。

立体形状によって身体を包み込む、ソフトウレタンの採用によって悪路走行時の衝撃を吸収するなど、「後ろに座ること」を前提に設計されているようです。

加えて後席専用の読書灯、リヤシートディスプレイ、オーディオシステムに加え、風が上から降り注ぐ「シャワー空調」など、様々な「おもてなし」機能が装着されるもよう。

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さらにはレクサスLXエグゼクティブの室内の高級さを演出するため、寄木細工の繊細な美しさが映えるオーナメントパネル「鷹羽(たかのは)」を新規開発し、空の王者である「鷹」の勇猛さと美しさを表現した、と紹介しています。

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一方の「レクサスLXオフロード(OFFROAD)」だとフロント/センター/リアのデフロックを標準装備し、ホイールを18インチとすることで悪路走破性を高めている他、視覚的にもホイール、ホイールアーチ、グリルなどをグレーもしくはブラックにて処理しており、いっそうの「ワイルド感」を押し出しているようですね。

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6. 人間中心の考え方に基づいた先進安全技術と利便性向上

そしてここではレクサス初指紋認証スタートスイッチを第一に掲げており、これはやはり「盗難防止対策」が最大の理由かと思われます。

そのほかマルチメディアシステムはもちろんのこと、フロントガラスに反射防止コーティングを施したり、ナビ画面のフォントを5種類から選べるようにしたりといった配慮の他、レクサス自慢の予防安全技術Lexus Safety System +、ブレードスキャンアダプティブハイビームシステム(AHS)も標準装備されています。

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レクサスは東京オートサロンにレクサスLXのカスタムモデルを展示

そして今回、レクサスは新型LXの発表に加え、そのカスタマイズモデルを東京オートサロン2022に展示する、ともアナウンス。

これはジャオスとのコラボレーションによるもので、「LX600“OFFROAD”JAOS ver.」と命名され、「冒険心を刺激する」をコンセプトに製作されています。

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装着されるパーツは下記の通りで、そのルックスがぐっとタフでラギッドな雰囲気へと変わっていますね。

  • フロントスキッドプロテクター(CFRP仕様)
  • リヤスキッドプロテクター(CFRP仕様)
  • オーバーフェンダー type-R(CFRP仕様)
  • 20インチアルミホイール(JAOS TRIBE CROSS 20x9.0J チタニウムゴールド)
  • 20インチオールテレインタイヤ(TOYO TIRES OPEN COUNTRY A/III 285/55R20
  • マッドガードIII
  • ドアハンドルプロテクター
  • マフラーカッター
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参照:Toyota

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