| ドイツでの「ポルシェ濃度」は日本とは比較にならないほど高そうだ |
最も売れたのはやはりマカン、次いでカイエン、そしてタイカン
さて、フォルクスワーゲングループではベントレーとランボルギーニが「過去最高」の販売台数を報告していますが、今回はポルシェが「設立以来、過去最高の販売台数になった」と発表。
ポルシェの公式発表によれば、全世界の需要の伸びによって販売も増加し、ワールドワイドでの販売が昨年比11%伸びて301,915台に達した、とのこと。
なお、国/地域別だと中国がもっとも販売台数が多く、8%増となる95,671台を記録し、伸び率だと北米が最大の22%(70,025台)となっています。
ドイツでのポルシェの販売台数の多さは異常
そしてちょっと驚きなのは本国ドイツのみで28,565台も販売しているということで(9%増)、欧州全体の86,160台(7%増)に対して高い比率を誇っています(7,009台、-3.8%)。
ちなみにドイツの人口は8,324万人、日本の人口は1億2580万人なので、計算上だと2021年のドイツでは2,914人に一人がポルシェを購入し、日本だと17,948人に一人、アメリカだと4,705人に一人ポルシェを購入しているという計算になりますね。
参考までにですが、ヨーロッパで販売されたポルシェの40%がプラグインハイブリッドもしくはEVだとい、ここはちょっと他の地域とは異なるところかもしれません。
もっと売れたのはやはりマカン
なお、最も(ワールドワイドで)売れたのはやはりマカンで、88,362台が売れており、カイエンはそれに次ぐ83,071台。
911シリーズは38,464台、タイカン41,296台(昨年の2倍以上)、パナメーラが30,220台、718ボクスター/ケイマンは20,502台という内訳となっています。
ポルシェにてセールスを管理するデトレフ・フォン・プラテン氏によると「需要は依然として高く、受注台数は非常に好調です」と述べており、つまりは2022年もポルシェにとって素晴らしい年になることが予想され、またまた記録を更新するのは間違いなさそうですね。
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参照:Porsche