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トヨタが新型ランドクルーザーのティーザー画像を追加公開。そのルックスはコンパクトクルーザーそっくり、「プラド」の名を廃して「ランクル250」を名乗る可能性も

トヨタが新型ランドクルーザーのティーザー画像を追加公開。そのルックスはコンパクトクルーザーそっくり、「プラド」の名を廃して「ランクル250」を名乗る可能性も

| ここ最近のトヨタ車の商品力向上っぷりはハンパない |

次から次に魅力的な製品をどんどん発表してくる

さて、トヨタが先日より開始している欧米向け新型ランドクルーザー(日本ではおそらくランドクルーザー・プラドとして登場)のティーザーキャンペーン。

今回あたらしくフロント部分を捉えた画像が公開され、8月1日に発表がなされることが明らかになり、そしてこれまで同様に「伝説」のカムバックを強調する紹介文が添えられています。

なお、今回一緒に映っているのはフェイスリフト(マイナーチェンジ)後のJ60ランドクルーザーであり、やはりトヨタはこの新型ランドクルーザーにつき、過去のモデルを強く意識しているようですね。

「伝説再び」。トヨタが北米にて新型ランドクルーザー(プラド)らしきティーザー画像を公開、あわせて欧州でも新型ランクルのティーザーキャンペーンがスタート
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そのデザインは「コンパクトクルーザー」似?

この欧米向け新型ランドクルーザーについては、「あまりに高価に、そして豪華になりすぎた」LC200、LC300に対して「シンプルなオフローダー」というランドクルーザーの原点に立ち返るというコンセプトを持っているとされ、そのためにティーザーキャンペーンにおいても過去のランドクルーザーが頻繁に「駆り出されて」いるわけですが、北米ではジープ・ラングラー、そしてフォード・ブロンコに対抗するという意味合いも持っていると言われます。

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一方で「高級」を求めるユーザーには、急速にそのラインアップを拡大するレクサスのSUVをお勧めするということになりそうで、最近のトヨタはトラック含めSUVやオフローダーの拡充を急速に進めており、一時期の(セダンにこだわるばかりの)出遅れが嘘のような躍進ぶり。

さらにはタコマやタンドラのようなタフなデザインを採用して訴求力を高めるなど、非常に高い商品力を持つ製品を多数ラインナップしていて、そのデザイン的な戦略においては「クリーンなルックス」を採用するフォルクスワーゲンとは大きな差異が見られ、おそらくは(かつて世界1、2を争った)フォルクスワーゲンに大きく差をつけて販売を伸ばすことになるんじゃないかとも考えています。

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そして今回公開されたティーザー画像を見て感じるのが「コンパクトクルーザーとの共通性」。

ボディカラーやオレンジ色のマーカーがとくにそう感じさせるのだと思いますが、トヨタとしては大きな反響を呼び、カーデザイン賞(コンセプトカー部門)を受賞したコンパクトクルーザーをそのまま捨て置くことができなかったのかもしれません。

おそらく新型ランドクルーザーにおいては、このコンパクトクルーザーに採用されたデザインキューを用いつつ、ほどよい塩梅で「レトロ」風味に仕上げられることになるのだと思われ、もしかすると(ランドローバー・ディフェンダーのように)ホワイトのホイールも用意されるかもしれませんね。

コンパクトクルーザーEVが「カーデザイン賞を受賞」し、トヨタが追加にて画像を公開。なぜトヨタは自社の強みや資産を活かせそうなこのクルマを発売しないのか

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なお、新型ランドクルーザーのリヤセクションについては依然ナゾのままではあるものの、おそらくはここからいくつかのティーザー画像が投下され、少しづつその全容が明らかになるものと思われます。

一方、パワートレーンに関しては、リークされた資料によると、4気筒ディーゼルエンジンやガソリンエンジンが用意されることになるものと見られ、米国向けモデルには、タコマと同じ2.4リッター4気筒ターボが搭載される可能性が高く、上位モデルには326馬力のi-Force Maxバージョンが用意されるという予想も。

さらに同じリーク文書によると、「プラド」の名称は廃止され、この新型ランドクルーザーの名称は「ランドクルーザー250」となるもよう(日本だとどうなるのかはわからない)。

なお、今回のティーザー画像にて「引き合い」に出されているFJ60ランドクルーザーにつき、これははFJ50の後継モデルであり、”頑丈で快適なランドクルーザー”として製造された最初のモデルであり、これらの初期モデルは当時のライバルたちよりも手頃な価格であったために大きな人気を博していますが、この「ランドクルーザー250」もまた、競争力のある価格にて登場することを願わんばかりです。

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参照:Toyota(USA)

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