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レクサスが今になって北米特許庁へ「LFA」の商標を出願。「LFA後継モデル発売の準備」あるいは「単にLFAの名称を保護するため」?

レクサスが今になって北米特許庁へ「LFA」の商標を出願。「LFA後継モデル発売の準備」あるいは「単にLFAの名称を保護するため」?

| レクサスLFA後継モデルが登場するのは間違いないと思われるが、その確たる情報は現時点でもたらされていない |

加えてGR GT3のレクサス版の存在もウワサされており、レクサスのスポーツモデルラインアップには大きく変化が生じそう

さて、トヨタが米国特許庁へ「LFA」の商標を出願したとの報道(今まで出願していなかったというか、商標を取得していなかったとことのほうが驚きである)。

これによってレクサスがLFA後継モデル発表の準備に入ったとも見られる一方、これは単にLFAの名を法的に保護するための行動でありLFA後継モデルとは無関係だと見る向きもあるようです。

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レクサス「LFA」は特定モデルを指す名称ではない

なお、LFAというと2010年に発表されたLFAというと(LFA10)を連想しますが、このLFAという文字列につき、開発時には「Lexus Future Advance」、LFA発売時には「Lexus F-Sports Apex」へとその意味合いを変更。

そしてこの「Lexus F-Sports Apex」というのは「レクサスFスポーツの頂点」を意味しており、レクサスによると、LFAを名乗るクルマは”究極の走りを体現したFの頂点”だと位置づけており、その下の「F」だと”数々の専門設計で走る喜びを際立たせたプレミアムスポーツ”だと定義しています。

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そしてFスポーツについても「白バッジ」「黒バッジ」それぞれの定義がなされていますが、「F」「F SPORT」モデルがそれぞれ固有の1モデルではなく、それぞれの車種の「1つのグレード」として機能しているところを見るに、「LFA」も”2010年に発売されたLFA10型”のみを指すのではなく、文字通り”究極の走りを体現したFの頂点”を示すクルマを指すのであって、その条件を満たす限り、複数存在したり、時代によって異なるパワートレーンを積むクルマであるのかもしれません。

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よって、LFAの名をそのまま引き継いだ後継モデルが登場することも十分に考えられ、そして現在のトヨタは「ハチロク」など過去の遺産を活用する傾向にあることを鑑みるに、LFAの名を引き継ぐ次世代モデルが登場しても不思議はないものと思われます。

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その一方で、後継モデルである「新型LFA」が人々の期待するものではなく、かつ初代LFA(LFA10)の名を貶めるようなことがあればヘリテージの活用どころではなく、そういったリスクを考慮して、また初代LFAの価値をさらに高めるならば、LFAの名は1代限りで終わらせたほうがいいのではという見方もあるもよう(これも納得できる)。

レクサスは「LFR」の商標も出願済み

なお、レクサスは少し前に「LFR」の商標を出願しており、こちらがLFAの後継モデルに採用され、そしてこのLFA後継モデルは「レクサス・エレクトリファイド・コンセプト」ベースになるという説が濃厚です。

つまりLFA後継モデルはピュアエレクトリックモデルになるのではということですが、「ピュアエレクトリックモデルになる(エレクトリファイドスポーツがLFA後継になる)」ことは別として、「R」という、おそらくは「レーシング」を意味する文字を付与するということにはちょっと疑問が残ります。

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まずレクサスは「レーシング」を第一義に掲げるブランドではなく、そのブランドのフラッグシップモデルに「R」の文字を用いるのかどうかということもあり、「LFR」なるモデルが導入されるとしても、それはもっと別の、モータースポーツと強い関連性を持つ別のモデルになるのかもしれません。

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参照:Drive

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