｜ GR86 RZ“40th Anniversary Limited”を購入しようとなると、例によって抽選による商談受付へと申し込まねばならない ｜
外装のみであれば「あとから」このGR86 RZ“40th Anniversary Limited”と同じルックスを再現できそう
さて、トヨタがGR86の年次更改モデルを発表するとともに「AE86の生誕40周年記念特別仕様車、RZ“40th Anniversary Limited”」を発表。
このGR86 RZ“40th Anniversary Limited”は言うまでもなくハチロク（AE86）へのオマージュとなるモデルで、期間・台数限定にて販売がなされます。
9月25日から10月9日までの間にGRガレージにて商談予約の抽選受付が開始となり、10月25日から（当選者の）商談が開始され、2024年2月頃より200台のみが販売され、購入しようと考えるならば、この抽選受付へとまず申し込む必要が出てきます。
価格については6速マニュアル・トランスミッション搭載モデルが3,822,000円、6速オートマチック・トランスミッションだと3,920,000円という設定です。
GR86 RZ“40th Anniversary Limited”はどこが通常のGR86と異なるのか
そこでこのGR86 RZ“40th Anniversary Limited”を見てみると、その名の通りベースとなるのは「RZ」。
ボディカラーはAE86で象徴的であったホワイトもしくはレッドのみの選択となり、当時のツートーンカラーを連想させる専用デカールにて装飾が施されます。
トヨタがこのGR86 RZ“40th Anniversary Limited”に込めた想いは「ハチロクの名に恥じることなく、ハチロクの楽しさを超えて」。
ちなみにぼくが一番最初に所有したクルマはハチロクトレノ（当時はワンダー/グランドシビックのほうが人気だったのでハチロクの中古はかなり安く、24万円で過走行車を購入した）ですが、たしかに楽しいクルマであったなあ、と記憶しています。
リヤタイヤがツルツルだったので（今考えるとよくそんな状態で中古車ショップが販売したものだと思う）購入してすぐ、意図せずしてドリフト状態になってしまったことが心に残りますが、「はじめてのクルマ、はじめてのドリフト」であったにもかかわらず、スピンに陥らず（無意識のうちに当てた）カウンターによってみごと姿勢を立て直すことができ、その意味でも非常に扱いやすいクルマだったのでしょうね。
そして現代のGR86もやはりハチロクに負けず劣らず楽しいクルマであり、色々なクルマを運転してきた中でも屈指のピュアさを誇ると考えています（ピュアさという点ではマツダ・ロードスターであっても及ばないと認識している。これだけ素直なクルマは他にない）。
GR86 RZ“40th Anniversary Limited”にはハチロクを連想させるオプションも
それはともかくとして、（標準モデルからの）変更内容を見てゆくと、ドアハンドルが当時の「樹脂ハンドル」を連想させるクリスタルブラックシリカへ。
ブレーキキャリパーは前後ブレンボ製に。※このブレンボ製ブレーキは通常モデルにも（今回の改良で）SZ以上にオプション設定されるようになった
ホイールはダークグレーメタリック塗装を採用しています（ぜひRSワタナベ製エイトスポークに換装したいところである）。
なおショックアブソーバーはザックス製。
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ちなみにこのサイドデカールは24,200円のディーラーオプション（もしかすると通常のGR86のオーナーでも購入できるかもしれない）。
トランクスポイラーも35,200円のオプションです。
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一方でインテリアは現代のGR8ならではの特別設定色「ブラック×レッド」へ。
モールの一部がキャストブラックへと塗装され、よりレッドが引き立つ仕様となっていますね。
シートやドアの一部がレッドへと変更され、ステアリングホイールやパーキングブレーキブーツなどのステッチがレッドへと変更されます。
シート表皮はウルトラスエードと本革とのコンビです。
ダッシュボードには40周年記念刺繍が入り・・・。
こちらの40周年記念マットはディーラーオプション扱い（28,400円）。
トヨタ・ハチロク 40周年記念ムービー、2024年モデルのGR86/スバルBRZ紹介動画はこちら
参照：TOYOTA