｜ 当初は「ハイブリッド」からスタート、ピュアエレクトリック化にて金田バイクのプロポーションを忠実に再現 ｜
現在のところ、この金田バイクのスペック詳細は不明である
さて、架空のバイク史上もっとも有名なのは「アキラ」に登場した通称”金田バイク”であることに異論はないかと思います。
そして今回、実際にその金田バイクを作ってしまったクリエイティブスタジオ、「Bel y Bel（ベル・イ・ベル）」がインスタグラムに一連の過程を公開しており大きな話題を呼んでいるのですが、なんと受注があれば2万ユーロにて販売する、とのこと（現在の為替レートにて約320万円。すでに2台の受注が入っているらしい）。
Bel y Belはもともとバイクやクルマのパーツをアップサイクルすることを得意としていたが
なお、このBel y Belはシャルル・ベルとジーザス・ベルという2人（血縁関係ではないらしい）の二名によって立ち上げられたスタジオで、これまでにはベスパなどのスクーター、クラシックカーのパーツを家具等へと”アップサイクル”するといった活動を行っています。
ただし過去には（ドラゴンボールに登場した）カプセル9バイクを製作してイベントに展示したこともあり、なにかと日本のサブカルに対しては興味を示していて、そこで2022年からの継続プロジェクトとして「金田バイク」へと取り組むことに。
なお、最初のバージョンはヤマハ・マジェスティ（初代）のフレームとエンジンを流用し、そこへエレクトリックモーターを組み込んだハイブリッドバイクだったものの・・・。
制作の過程にて「フルエレクトリック」へとスイッチすることに。
ただ、もともとこの金田バイクそのものは「フルエレクトリック」という設定であり、インホイールモーターを使用することで従来のバイクとは全く異なるディメンションを実現していて（だからこそ大きなインパクトを世界に与えたのだと言える）、それを考慮すると「エレクトリックバイクへのスイッチ」は当然の帰結なのかもしれません。
かくして現在のバージョンが完成することとなったのですが、メーターやセンターコンソールにはLEDや液晶が装着され、ホイールにもLEDが仕込まれるなど雰囲気満点の仕上がりに（ただしまだまだアップグレードを検討しており、今後はリバース機能を組み込む予定らしい）。
これまでには世界中で同様の「金田バイク」が製作され公開されてきましたが、このBel y Belの作品はそれらの中でも実際の金田バイクの雰囲気をよく捉えていると考えてよく、けっこうな数の注文が集まるのかもしれませんね。
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