■駄文(日々考えること)

ボクは「人にとっていちばん大事なもの」は貢献意欲だと考えている。ボクも人に貢献できる人間になりたいと常々考えているが、ついつい自分のことを優先しがち

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| なかなか他の人や社会に貢献できていない自分ではあるものの、つねに「貢献意欲」だけは忘れないように生きたいと思う |

そして「見返り」によって人に対する態度を変える人間にはなりたくないと思う

さて、突然ではありますが、ぼくが「人において重要な要素」として考えるのが”貢献意欲”です。

これは「人の役に立ちたい、何かの役に立ちたい、世の中の役に立ちたい」という意欲であり、しかし重要なのは「見返りを求めて行う行動であってはらない」ということ。

たとえば、「褒めてほしいから人の役に立つことをする」のではなく、純粋に「その人のためを思って」「その人に喜んで欲しいから」「その人が(経済的であっても精神的であっても)豊かになって欲しいから」という気持ちから出てくる自然な行動を意味していて、けしてヨコシマな欲望が絡んでいてはならないと考えているわけですね。

こういった純粋な行動は動物において顕著であり、動物といっしょに暮らしている人は「動物からの無償の愛」によって心が満たされるという経験を持っているかと思います。

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「貢献意欲」を判断することは難しい

なお、この貢献意欲については、(人間の場合)はたから見ると「ピュアな動機から」なのか「ヨコシマな動機からなのか」を判断することは難しく、しかしそれは(その人が)自分を犠牲にできるかどうかによって判断できるかもしれません。

その人が「自分の時間やお金を削ってまで」他人や世の中のために貢献したいと考えているのかどうかであれば(その人が貢献意欲を持っているかどうかを)比較的判断しやすく、たとえば何か頼み事をしたとして、快く引く受け、頼んだ以上のことをしてくれる人は「他人のことを思いやることができる、貢献意欲が高い人」だとも考えています。

一方、何か頼んでも重い腰をあげない、面倒くさそうにする人は貢献意欲が高くない可能性があり、しかし人には色々な事情があるので、一つの事例だけではなく、復数の事例をもってその人を判断したほうがいいかもしれません(相手が動いてくれないのは、自分が嫌われているだけなのかもしれないし、そのとき相手の体調が優れなかっただけなのかもしれない)。

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貢献は誰もができることではない

参考までにですが、テスラCEO、イーロン・マスク氏は10代の頃に「インターネット、クリーンエネルギー、航空宇宙産業」において人類へと貢献することを決めたといい、実際にオンライン決済会社、X.com(後のペイパル)を設立してオンライショピング含む支払いの概念を根本から変革し、クリーンエネルギーについてはテスラにて、航空宇宙産業ではスペースXにて、今まさに計画が進行中です。

そしてテスラにおいいては、創業時に「80%くらいの確率で失敗すると考えていた」といい、それでも事業を進めたのは「誰かがやらねばならないのであれば、そして誰ももやらないのであれば、自分がやるしかないと思ったから」。

これ(他の人がしないことを自分が引き受ける)こそが貢献意欲を示す端的な考え方だとも捉えていますが、さらにイーロン・マスク氏は「自分は失敗するかもしれない。だけど、自分が持って走る出したボールを、倒れた自分から誰かが引き継いで前に進めてくれるかもしれない。そうであれば、失敗してでもやる意味はある」とも語っており、実際のところ「失敗してもいい」という勇気はなかなか持てないかもしれません。

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そしてこういった貢献意欲が正しく世間に評価されているかというとそうでもなく、ともすると嘲笑の対象になったり、利用されるだけに終わるかもしれませんが、それでも「見返りを求めず」、自分の信じた正しい道を歩む人こそが強い貢献意欲を持つ、そして高潔な人物なのでしょうね。※映画「シンドラーのリスト(1993年)」、「ホテル・ルワンダ(2004年)」、「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(2007年)」でもそういった人物像が描かれているが、すべての人々がもとから貢献意欲を持つわけではなく、独善的な人間がなにかのきっかけで思いがけない貢献行動を取ることもある

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