■駄文(日々考えること)

トヨタ・クラウンスポーツの納車が近づく。意外なことだがボクはこれまでに高級車を所有したことはなく、はじめての高級車にちょっと興奮気味

トヨタ・クラウンスポーツの納車が近づく。意外なことだがボクはこれまでに高級車を所有したことはなく、はじめての高級車にちょっと興奮気味

| ボクは高級車と高額車とはまったく異なる存在だと認識している |

これまで多数の「高額車」を所有してはきたが

さて、注文していたトヨタ・クラウンスポーツの納車が近づいていますが、このクラウンスポーツはぼくにとって「初めて所有する高級車」となります。

実際のところ、これまでにもクラウンスポーツを超える価格のクルマを所有してきてはいるものの、それら(ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ)はぼくの中では「高額なクルマではあるけれど、高級車ではない」。

「高級車」と「高額車」はどう違うのか

そこでこの高級車と高額車との違いですが、ぼくの中では高級車とは「高級であることを目的として、豪華装備を取り入れたり乗り心地の良さ、快適さを追求した結果、一定以上の価格になってしまったクルマ」です。

一方の高額車とは、その自動車メーカーが求める性能や機能を実現しようと考え、それを果たそうとした結果「価格が高くなってしまった」クルマを指していると考えていて、つまりぼくの考える高額車と高級車はイコールではないわけですね(ただし高額車の中に高級車は含まれている)。

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たとえばポルシェだとエンジン含むドライブトレーン、サスペンションといったところにお金が注ぎ込まれており、逆に快適装備にはほぼお金がかけられておらず、987/ 997世代のボクスター / ケイマン、そして911だとその装備は「ほぼ軽自動車並み」。

実際のところ、この世代のポルシェには電動可倒式ドアミラーも装備されていないのですが、これは軽量化に加えロールセンターから遠いところに重量物を設置したくないというポルシェの意図が関係しており、ここもつまり「快適装備を付加することによって運動性能を阻害したくない」というポルシェの思想が反映されている部分です(ポルシェが高級を標榜しているのであれば、運動性能を犠牲にしてでも電動可倒式ミラーを装備するはずである)。

さらには「1500万円のメルセデス・ベンツやBMWのサルーンと1500万円のポルシェのスポーツカー」、「3000万円のベントレーのサルーンと3000万円のランボルギーニのスーパーカー」とを比較しても同じような差異を見ることができ、そのメーカーがどこにお金をかけるのかによって「高級」「高額」が分かれるのかもしれません。

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あるいは、1500万円のメルセデス・ベンツとBMW、レクサスのサルーンを比較すると、同じような高級装備が付与されているはずであり、高級車のあり方はおおよそ一様であるとも考えられますが、スポーツカーであれば同じ価格帯であってもけっこうその方向性が違うことがあり、こういった事実を鑑みるに、スポーツカーというのは主張が強い存在であるとも考えられます(だからこそ、どこにコストをつぎ込むかが明確になっている)。

ただし現代では両者の境界線がやや曖昧になりつつある

このような傾向と側面を見ると「高級車と高額車とは必ずしもイコールではない」ということがわかるかと思いますが、近年では高額車と高級車との境界線がやや曖昧になっていて、その理由は「購買層の変化」。

一昔のように「究極のパフォーマンスを追求するためにスーパーカーを買う」といった人々よりも「ファッションアイテムとして、目立つからという理由でスーパーカーを買う」人が増えてきたからだとも考えられ、そういった人々の求める機能や装備を付与してゆくとどんどん(スーパーカーが)高級車へと近づいてゆくわけですね。

ただ、それでもまだ高級車と高額車との間にはお互いに踏み入れることができない領域があり、そしてぼくは自身の経験上「高級車の領域に大きく踏み込んだ」クルマを購入したことはなく、その意味では「完全なる高級車」であるクラウンスポーツの納車を非常に楽しみにしています。

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