| 東京都であればまだ(補助金の関係で)クラウンスポーツ RSの価格を正当化できる可能性もあったが |
いずれにせよ、この価格であれば、中古まで含めると相当な選択肢が広がることになる
さて、クラウンスポーツの納車時期が6-7月くらいになりそうだとお伝えしましたが、ぼくがオーダーしているのはクラウンスポーツ「Z」、つまりハイブリッドモデルです。
そしてこの注文済みのクラウンスポーツ Zにつき、PHEVモデル(クラウンスポーツ RS)が発表された後、そちらにオーダーを振り替えることも可能であり、もしクラウンスポーツ RSへと変更していたならば、もうちょっと納期が短縮されていた可能性があったわけですね。
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なぜボクはクラウンスポーツ RS(PHEV)へと注文を振り替えなかったのか
ただ、ぼくはクラウンスポーツ RS発表後にも「そのまま」クラウンスポーツ Zの注文を活かして(継続して)おり、PHEVではなくハイブリッドモデルを選んでいます。
そこでなぜクラウンスポーツ RSを選ばなかったのかを振り返ってみたいと思いますが、その理由は単に「予想よりもクラウンスポーツ Zとクラウンスポーツ RSとの価格差が大きかったから」。
もっと正確に言うならば、「ぼくにとってその価格差が許容できるものではなかったから」ということになり、つまりクラウンスポーツ Z(590万円)とクラウンスポーツ RS(765万円)の価格差である175万円を正当化するだけの理由を見いだせなかったわけですね。
ちなみにプリウスだとハイブリッド(Z)の価格は370万円、そしてプラグインハイブリッド(Z)の価格は460万円に設定されているので、その価格は90万円となり、令和5年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の55万円、グリーン化特例の37,500円を差し引いた差額は”312,500円”。
この金額であれば(PHEVの経済性やリセールの高さを考慮して)十分に吸収できる範囲だと考えていたものの、クラウンスポーツ Zとクラウンスポーツ RSの場合だと、175万円から55万円と37,500円を引いてもまだ1,162,000円の差額があり、クラウンスポーツ RSに対してそこまでの魅力を見いだせなかったというのが正直なところです。
クラウンスポーツ Zとクラウンスポーツ RSとの差異としては、外観上の僅かな変更に加え、当然ながらパワートレーンの相違(PHEVのほうがパワフル、かつ高い経済性を誇る)、さらにPHEVではブレーキシステムや足回りの強化、スポーツシートの採用、専用内装色の設定、後席シートヒーターの追加、そのほかはPHEVモデル特有の装備としてエアコンシステムの相違やカーナビに目的地予測機能が追加される等があるものの、もともとクラウンスポーツは「ほぼ何でも」装備されているクルマなので、安全装備や快適装備については両者の差異はほとんどナシ。
よって大きな違いは「パワートレーンとブレーキ」つまり運動性能、そしてPHEVならではの経済性と環境性能ということになりますが、この部分の違いに「116万円の価値」を感じとることができなかったわけですね(ただし東京都だと、PHEVに購入に対しさらに45万円の補助金が出されるので話は変わってくる)。
クラウンスポーツPHEVと同じ価格を出せばけっこう色々なクルマが買える
加えて、クラウンスポーツ Zとの比較だけではなく、クラウンスポーツ RSの765万円(あるいは優遇を受けると706万2500円)という金額を考慮した場合、他のメーカーやブランドのクルマも視野に入ってくることになり、かつ「中古」まで入れるとかなり多くのクルマに手が届きます。※クラウンスポーツ Zの590万円でも十分に高額である
実際のところ、レクサス、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、そしてポルシェなどプレミアムカーメーカーのSUVの(中古含む)価格帯とも重複してくるため、(経済性と環境性能を無視するならば)他に目を向けたほうがいいのではという思いも生じ、今回は「クラウンスポーツ Zのまま」とした、というのが今回のぼくの判断です。※ただ、売却時の価格を考慮するならば、クラウンスポーツは他の選択肢よりも有利であると考えられるので、「買ってから売る」までの得失を考慮すると、クラウンスポーツ RSでも割高ではないのかもしれない
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