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チタン、カーボン、セラミック、アルミetc。最新素材「全部入り」、スポーツカーをイメージした腕時計「ゴリラ」登場

2018/06/09

| スポーツカーオタクにはたまらない腕時計が登場 |

スイスから腕時計のニューカマー「ゴリラ(Gorilla)」が登場。
大きな特徴は「自動車」を強く意識したことで、たとえばダッジ・チャレンジャーのボディカラー、ポルシェのハイブリッドモデルのブレーキやエンブレムに採用されるアクセントカラー、新型アストンマーチン・ヴァンテージのイメージカラーでもある「グリーン」を採用したモデルを全面にプッシュ。
そのほか「カーボンコンポジット」等、自動車と関連する素材を用いていることもトピック。

「ゴリラ」ブランド立ち上げは2016年

なおゴリラの誕生は2016年と新しく、「スイスの老舗ブランドで活躍していた」というオクタヴィオ・ガルシア氏とルーカス・ゴップ氏によって設立。
マニファクチャラーではないということになりそうですが、そのぶんデザインに特化しており、このあたりベル&ロス(Bell&Ross)の設立経緯と似ていますね(ベル&ロスは技師ではなく、時計オタクが立ち上げている)。

そんなゴリラですが、まずは3モデルが登場。
いずれもムーブメントは自動巻き(miyota 8215)。
ケース素材はフォージド・カーボンやアルミ、チタン、セラミックといった「それっぽい」ものにスチール、ラバーを組み合わせ。
風防にはサファイア・クリスタルが採用されています。

ウエブサイトを見てみるとコンセプトとして「最先端の素材を使った究極な組み合わせ。腕に着けられるため、人に見られるために綿密に計算された設計。一度着けたら虜になる時計」という文言があり、さらには「無難な時計を求めている方のためのブランドではないと断言」。
つまりはぼくのような人間にドンピシャということになり、かなり強く興味をそそられています。

そのほか、腕時計全体の形状としては「アメリカンマッスルカーの象徴的な外形からインスパイア」されたとしており、「パワーを視覚的に伝える」とも。
腕時計的要素としては「60年代と70年代のスポーツウォッチのデザインをベースに意識的にハイテク素材を絶妙に取り入れながら個性を強調」とあり、たしかにダッジ・チャレンジャーのような「ネオレトロ」な雰囲気を感じるのはそのせいかも。

発売された3モデルを見てみよう

まずは「ACID GREEN」、138,240円。

上述のようにスポーツカーを強く意識した「アシッド・グリーン」のアクセントが特徴で、鏡面仕上げのセラミックをトップに使用し、その下の「多層仕上げフォージド・カーボン」がなかなかナイス。

こちらは「RS WHITE」、138,240円。

やはりセラミックを使用しており、その下の赤い層はアルマイト(アノダイズド)仕上げのアルミニウム。
そしてその下がランボルギーニやマクラーレン、レクサスLC500にも使用される「フォージド・カーボン(ランボルギーニでは”フォージド・コンポジット”)」。

こちらはラポ・エルカーンが好みそうな「PHANTOM BLACK」、138,240円。

鏡面ではなくマット(ブラスト)仕上げのセラミックトップを持ち、それも「迷彩(カモフラージュ)」という特性をひきたてるためだと思われます。

チタン、カーボン、セラミック、アルミという近代の腕時計に使用される素材「全部入り」で、価格は13万円くらいとちょっと高価ではありますが、素材を考えるとかなりコストパフォーマンスの高い腕時計。

新興ブランドなのでいったん買ってしまうと「売ることは難しく」、よってこの腕時計を購入するということは「この腕時計と心中する覚悟が必要」ということにもなりますが、それでも「欲しい」と強烈に思わせる製品でもあります。

なお、同じ「カーボン」でも積層やマーブルなど、腕時計のデザインによって製法を変更しているのが素晴らしく、そうとうに「魂のこもった」製品だと言えそう。
ちなみにランボルギーニに使用される「フォージド・コンポジット」はこんな感じ。

lamborghini huracan

VIA:Gorillawatch

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