| ストラップはライカのカメラに使用されるレザーをイメージ |
ケースやベゼルには極細の面取り加工が施され、ライカの持つ技術力の高さを伺わせる
さて、ぼくが「Q2」を愛用しているドイツのカメラブランド、ライカ。
実は腕時計も製造しており、レーマン・プレシジョン社との共同開発にて「ライカWatch」として2モデルが発売されています。
仕様としては「手巻き」となり、ともに3針ながらも片方はオーソドックスな「通常の」時刻表示モデル(ライカZM 1)、そしてもうひとつはGMTモデル(ライカZM 2)」という構成です。
いずれも時針、分針、スモールセコンド針、デイト表示、パワーリザーブ表示(60時間)、ドーム状の風防、シーズルバック、50メートル防水というスペックを持ちますが、ライカZM 2についてはその性格上、第二タイムゾーンを示すための「12時間ベゼル」を持っています。
今回は真っ黒な「モノクロームエディション」が登場
そして今回、ライカは「ライカZM 1」「ライカZM 2」それぞれにモノクロームエディションを追加する、と発表。※ライカはモノクローム撮影に非常にこだわりがあり、いくつかのカメラに「モノクロームしか撮影できない」、その名もズバリ「モノクローム」を設定している
いずれもこれまでの「ライカZM 1」「ライカZM 2」と機能的に変わりはなく、しかし外観が「真っ黒」になったことが最大の特徴です。
ただしリューズのトップのみはライカのロゴを連想させるレッドに彩られており、”ライカらしい”デザインに仕上がっているようですね。
ケース素材はステンレススティール、そしてブラシ仕上げによるマットな質感を持ち(ブラックはPVDコーティングによる)、文字盤もマットな仕様(サンドブラスト仕上げ)、そしてインデックスはダイヤモンドカット。
ケースのエッジには面取り加工が施され、風防はドーム状に加工されていますが、この「ドーム」はおそらくカメラのレンズをイメージしたものなんじゃないかと考えています。
なお、このライカMZ 1モノクローム エディションの価格は1,705,000円に設定され、カメラ同様に「かなり高価な腕時計」ですね。
そしてこちらはGMT仕様のライカMZ 2モノクローム エディション(2,777,000円)。
ストラップには「ライカM11モノクローム」の外装に使用されるレザーを連想させる”シボ”を再現したブラックカーフレザーで、太めのステッチによって力強さを表現した、とのこと。
両方ともケースバックはスケルトン、ケース径は41ミリ、厚さは14.5ミリ(けっこう分厚い)、ムーブメントは「手巻き」式。
ちなみにリューズはシャッターボタンからヒントを得た「プッシュ式(ライカによる特許取得ずみ)」で、これを押し込むとスモールセコンドをリセットでき、「確実な」時刻合わせができるようになる、とされています。
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参照:Leica