ランボルギーニとロジェ・デュブイの最新コラボ腕時計「エクスカリバー スパイダー モノバランシエ ウラカン」発売、お値段825万円

｜　なぜかそのカラーリングはランボルギーニ的というよりはBMW M的でもある　｜

細部に至るまでこのモデル専用のカラースキームが追求される

さて、先日はランボルギーニ・レヴエルトとのコラボウォッチを発売したロジェ・デュブイが今回「エクスカリバー スパイダー モノバランシエ ウラカン（DBEX1103）」を発表。

その価格は825万円に設定されており、ケース素材はチタン/カーボンファイバー（45ミリ）、ベゼルはチタンという仕様を持っています。

ロジェ・デュブイ・エクスカリバー スパイダー モノバランシエ ウラカンはこんな腕時計

そこでこのエクスカリバー スパイダー モノバランシエ ウラカンを見てみると、ケースのメイン素材はブラックDLC加工が施されたチタニウム、そしてベゼルはラバーインレイの入るチタン製。

文字盤はもちろん、リュウズ、ストラップ（ステッチやパーフォレイト加工の内側）など全体的に統一されたカラースキームが用いられ、非常に高いデザイン性を持つ一本だと思います。

ダイヤルのデザイン・構造はランボルギーニ・ウラカンを強く意識したもので、「ハニカムグリル」そしてエンジンルームに装着されるクロスバーが文字盤上に再現されています。

なお、この「ホワイト、レッド、ブルー、スカイブルー」というカラーリングが選択された理由は不明であり、ランボルギーニというよりはむしろ「Mカラー」といった印象も。

ロジェ・デュブイはランボルギーニとパートナーシップを締結してしばらく経ちますが、ぼくは今までランボルギーニ・オーナーでロジェ・デュブイの腕時計を身に着けている人を見かけたことはなく、実際にロジェ・デュブイの人から聞いた話でも「ロジェ・デュブイ（ランボルギーニとのコラボモデル含む）の購入者のほとんどが非ランボルギーニオーナー」。

よって、ランボルギーニとのコラボモデルといえど、とくにランボルギーニらしいカラーリングを採用する必要性はないのかもしれません。

搭載されるムーブメントはRD630で、パワーリザーブは60時間。

もちろん巻き上げローターはランボルギーニ・ウラカンのホイールをフィーチャーしたデザインです。

なお、このムーブメントはランボルギーニのモータースポーツ部門、スクアドラ・コルセと共同にて開発されたもので、ランボルギーニとのコラボモデル「専用」のパーツを持っており、（ランボルギーニとのコラボモデルは）かなり特別感の高いシリーズでもありますね。

At the heart of the Excalibur Spider Huracán Monobalancier lies the RD630 Calibre. Its 12° inclined balance wheel, a daring feat of engineering, is more than just a component—it's a statement.

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— Roger Dubuis (@Roger_Dubuis) November 22, 2023

横から見るとこう。

かなり大きな腕時計ではあるものの、ラグとストラップ（ブラックレザーにホワイトのカーフレザー張り）との傾斜がほどよく腕にフィットし、細腕であっても「腕から浮きにくい」構造を持っています。

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参照：Roger Dubuis