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VIP系チューナー、WALDもジムニーのカスタムに参入!もはやジムニーはニッチではなくメインストリームに躍り出た

2018/12/29

この勢いを見るに「まだまだ」ジムニーのカスタムは増えることになりそうだ

大阪を拠点に活動するチューニングメーカー、「WALD(ヴァルド)」がスズキ・ジムニーシエラのコンプリートカー「ヴァルド・スポーツライン・ブラックバイソン・エディション」を発表。

現在車両は鋭意製作中で「近日完成」としていますが、そのルックスはまさにエクストリームです。

これまでジムニーに興味を示さなかったVIP系チューナーも新型ジムニーのカスタムに参入

WALDはもともとVIP系チューナーであり、現在は主にトヨタ、レクサス、マセラティ、メルセデス・ベンツ、BMWのアッパーモデルを対象にチューン/カスタムを行なっています。

いくつかラインがありますが、その中で最もアグレッシブなのが「ブラックバイソン」シリーズで、これは時おり海外でも話題になるほど。

プリント

今回のジムニーシエラも「ブラックバイソン」を名乗るだけあってとんでもない迫力を見せていますが、パーツとしては「フロントバンパースポイラー」「リアバンパースポイラー」「オーバーフェンダー」「エアロボンネットダクト」「LEDインサートフロントルーフスポイラー」「リアルーフウイング」「カスタムフェイス」で構成されています。

なおヴァルドではコンプリートカー販売のほかパーツ単体でも販売を行うとしているものの、価格は今のところ未設定という状況。

WALDではジムニーシエラ「ブラックバイソン」の制作過程も公開中

WALDのサイト内にある製作日記では、ジムニーシエラのカスタム状況も公開しており、ボディにエアロパーツを取り付けて調整を行なっている様子がわかります。

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今のところはまだリアウイング、フロントフェイス、前後オーバーフェンダーを仮組みしたといったところで、エアロボンネットやメルセデス・ベンツGクラス風のサイドモールは未装着。

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とにかく新型ジムニーの人気は高く、世界中でチューナーが新規参入を表明している状況ですが、車両自体の販売台数がこれからさらに伸びると思われ、かつカスタム意欲が旺盛なユーザーが購入するケースが多いと考えられることもあり、まだまだジムニーのカスタムは盛り上がりそう。

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現在日本ではリバティーウォークがメルセデス・ベンツGクラス風にコンバートする「G mini」を発表しているほか、DMADもやはりジムニーをGクラス風にカスタムする「Little G」、そしてランドローバー・ディフェンダー風にしてしまう「Little D」を発表。

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さらにはセレブ系チューナーの「カーン・デザイン」もジムニーのカスタムを発表するなど、これまでジムニーに対して興味を示さなかったチューナーが動いているのが面白いところ。

もはやジムニーは「ニッチ」ではなくメインストリームに躍り出た

一方で、前の世代からジムニーのカスタムを手がけるショップやチューナーも当然新型ジムニーのカスタムパーツを発売していますが、新たに参入してきた有名チューナーの陰に隠れてしまっている状況でもあり(ジムニーのカスタム自体がかつてはニッチであり、専門ショップがこれを行うことが多かった)、以前からジムニーのカスタムを行なってきたチューナーやショップは、こういった状況を苦々しく思っているのかもしれません。

なお、新型ジムニーについては「メルセデス・ベンツGクラス風」にカスタムするという手法が多くみられますが、ぼくとしては「ジープ・ラングラー風」にカスタムするのも面白いんじゃないかと思ったり。
しかし、そのうちこれも出てきそうですね。

VIA:WALD


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