その見た目もウルスの迫力を超越している
ポーランドよりメルセデスAMG GLE63Sのチューニングカー「プロジェクト・インフェルノ」登場。
もともとGLE63Sは「メルセデスAMG最速のSUV」ではありますが、このチューナー「オートダイナミクス」は5.5リッターV8エンジンを806馬力にまでチューンし、これによって0-100キロ加速は3.25秒、最高速度は336km/hへ。
なお、SUV最速を標榜するランボルギーニ・ウルスは「0-100キロ加速3.3秒」「最高速度302km/h」なので、このメルセデスAMG GLE63S”インフェルノ”はこれを凌駕する性能を手に入れた、ということになりますね。
「ブランドミックス」をうまく活用
ただしそのパワーを手に入れるのは単にECUを打ち替えるだけでは成し遂げることができず、タービンの入れ替えを行った上でエキゾーストシステムもカスタム製作。
はては7速オートマティック・トランスミッションにまで手が入っているとのことで、かなり大掛かりなチューンが施されているということになります。
サスペンションはローダウンされて(ブラバス製)ホイールはVOSSEN製の23インチへ、そしてボディキットはロシアのトップカー製。
ちなみにホイールは「ディッシュ」っぽいデザインですが、これは最近だとブラバスやメルセデスAMG自身も好んで用いるデザインです。
全体的にグレーとブラックでまとめられ、とにかくイカツさ満点。
こういった車両に並ばれたり、後ろに張り付かれると血の気が引きそうです。
最近ではメルセデス・ベンツ、メルセデスAMGをカスタム/チューンする人はすっかり(日本では)減りましたが、かつてはチューニングベースとしてもかなり人気があっただけに、いつかはまた「チューニングで盛り上がる」ことがあるかもしれませんね。