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実際に地球へと落下した隕石を使用。BMWが小惑星をモチーフとしたワンオフモデル「M850iナイトスカイ」を公開

内装には隕石、外装は宇宙モチーフのグラデーション

BMWが新型8シリーズのカスタムモデル「ナイトスカイ(Night Sky)」を発表。
これはBMW車のカスタマイズを担当する「インディビデュアル」によって製作されたワンオフモデルで、地球に落下した小惑星「2003EH」を実際に使用したことが特徴。

最大の特徴はインテリアにあり

なお、このM850i ナイトスカイのハイライトはインテリア。
センターコンソールとiDriveコントローラー、エンジンスタート/ストップボタンには2003EHの破片がモザイク状に埋め込まれ、このモザイク形状が随所にあしらわれることに。

地球外から飛来した素材を使用しているということで「放射能とか大丈夫なんか・・・」と思ったりしますが、そこはもちろん安全性を検証済みなのだと思われます。

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そして同じ素材はドアシルプレートにも採用。
「NIGHT SKY」文字はLEDによって発光。

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アームレストも「宇宙」をイメージ。
おそらくは光ファイバーを埋め込んで「星空のように」発光するのだと思われます。

BMWは同じグループにロールスロイスを保有しており、ロールスロイスのオプションには「ルーフを星空のように光らせる」スターライトルーフがラインアップされるので、それと同じ技術を用いているのでしょうね。

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そしてシート、ルーフにも隕石のモザイク柄をモチーフとしたステッチが施されます。
使用されるのはメリノレザーだと紹介され、カラーはオパールホワイト/ミッドナイトブルー/シルバーとなり、カーペットはミッドナイトブルー。

シートやルーフ内張り表皮にはたっぷりとパッドが入り、モコモコとした質感がなんともいえない高級感を感じさせます。

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ボディカラーは「グラデーション」

ボディカラーは上半分がソリッドのブラック、下半分はサンマリノブルーメタリック。

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これらのカラーはもちろん宇宙空間をイメージしたものですが、ソリッドとメタリックとのグラデーション、というところがなんともエキゾチック。

しかもこのグラデーションの上に「3層クリアー」を塗ることで深い輝きを実現しているようですね。

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なおBMWは以前にもi3とi8にグラデーションのボディカラーを持つスペシャルエディションを設定しており、そこで培った技術を活かしているということになりそう。

サイドのエアブリーザーパネルも「隕石モザイク柄」。

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ドアミラーカバーも同様に隕石をモチーフとした仕様。

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ブレーキキャリパーは3Dプリンタ製

このBMW M850iナイトスカイに採用されるブレーキキャリパーは「3Dプリンターで製造されたもの」。

BMW Mディビジョンが開発したもので、従来のブレーキキャリパーよりも30%軽量だとされていますが、先日ブガッティも3Dプリンターによって整形された新型ブレーキキャリパーを公開しており、今後は「3Dプリントされたブレーキキャリパー」が主流となってくるのかもしれませんね。

今回のM850iナイトスカイに採用されるブレーキディスクにもまた「隕石モザイク」を再現したスリットが入り、この車両には異常なほどの費用が投じられているのは想像に難くなく、「非常に価値が高い」クルマだと言えそうです。

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