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「EVブランド化」を表明したマセラティ。今回は逆に「ガソリンエンジンを捨てない」と宣言しその方向性がさらに不明瞭に

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| マセラティのモデルはレヴァンテ以外どれも登場時期が古い |

低迷の続くマセラティですが、その原因のひとつはライナップの老朽化が挙げられるかもしれません。
グラントゥーリズモは2007年、グランカブリオは2009年、クワトロポルテは2013年、ギブリも2013年登場となっており、最も新しいレヴァンテで2016年発売という状況です。

加えてマセラティはハイブリッド化、エレクトリック化を宣言している割にはその(エレクトリック化された)ニューモデルが登場せずに消費者から見ても方向性がわかりにくい、という一面も。

マセラティのEVシフト計画はどうなった?

なおマセラティは「EVブランドへとシフトする」と2018年に発表していますが、今回マセラティ北米法人のCOO、アル・ガードナー氏が語ったところだと「ガソリンエンジンを捨てない」。

これは昨年公開した方針と大きく異なるものですが、マセラティいわく「ゼロ・エミッション・パワートレーンで感情を揺さぶるものは存在しない。我々に必要なのは感情を刺激するガソリンエンジンであり、我々にはそれが必要だ」とのこと。

そうなると気になるのが新型スポーツカー「アルフィエーリ」ですが、直近の計画では「EVで登場」。
ただし今回のコメントを見るにEVではなく「ガソリンエンジン」で登場することになりそうで、これも計画が二転三転している、ということになりますね。

マセラティは「認知度不足」?

アル・ガードナー氏が考えるに、マセラティ不振の原因について「問題はラインナップではなく、消費者の注意を喚起できないこと」にあるとしており、それは「たしかにそのとおり」かも。

マセラティのクルマはいずれも他のブランドでは持ちえない優雅さそしてセクシーさを持っていますが、それがどうにも伝わりにくく、なんとかここを変えてゆくことが販売を伸ばす秘訣なのかもしれません。

なおマセラティはあまりメディアに出るブランドではなく、しかし現代のプロモーションにおいて「露出」は必須。
以前であれば情報は「消費者が取りに行く」ものでしたが、今だと消費者は「流れてくる情報を取捨選択する」のがやっとの状況で、つまりはその「流れてくる情報」に乗らないと消費者に届かない、ということに。

フェラーリですら限定モデルの販売対象を「ネット上で影響力のある人」に絞っているほどで、それを考えると、とにかくマセラティは「なんとか露出を向上させる」のがひとつの即効性のある販売向上施策なのかもしれません。

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