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今日のポルシェ718ケイマン。洗車にてブラックのホイールに傷を多数発見するも、ボクがブラックのホイールをやめないワケ

2019/06/02

| どうせクルマは「無駄なもの」であるからして、無駄を追求したほうがカッコイイ |

さて、ポルシェ718ケイマンを洗車。
けっこう距離を走ったのでいくつか飛び石キズがついているのは仕方ないとして、やはり気になるのが「ホイール」。

気になる点は2つあり、ひとつは「飛び石キズ」、そしてもうひとつは「洗車キズ」。
それぞれどういったことが気になるのかを見てみましょう。

再塗装はやはり塗膜が弱い

ぼくの718ケイマンのホイールは「グロスブラック」ですが、これはもともとシルバーだったものを日本国内でペイントしたもの。
つまりは「再塗装」ということになります。

国内で再塗装するメリットとしては「色の選択が自由」「生産時にポルシェにカラーオーダーするよりも価格が安い」というところだと思いますが、逆にデメリットもあって「塗膜が弱い」。

工場生産時でのペイントであれば非常に高い熱をまんべんなく与えることで塗膜をより強固に硬化させることが可能ですが、再塗装の場合は設備的に「そうはゆかない」ことも多く、塗膜が十分な強度を保てないことがあります。

これはボディも同じで、よって「ちょっとやそっとの傷」であれば再塗装や板金修理をせず、デントリペアで直したり、もしくは部分的な補修にとどめたり放置を意図的に選ぶ人も。

ただ、ぼくはこれまでにも数々のクルマでホイールをペイントしてきているので、そういったことは「承知の上」。
しかし「自分仕様にする」ことを優先してホイールを塗っているわけですね。

よって、ホイールを塗ったことについてビタイチ後悔はしていませんが、それでも気になるのが飛び石キズ。

どういったものかというと、走行中に巻き上げたりした小石がホイールに当たり、それによって塗膜が剥がれて下地(もともとの色)のシルバーが露出することに。

こういった傷についてはタッチアップにてチョコチョコと補修していますが、洗車の都度、新しい傷を発見するので、今後もその数はどんどん増えてゆきそう。

グロスブラックはやはり傷がつきやすい

そしてもうひとつの気になるポイント、「洗車キズ」。
これは洗車の際にウエスでこする等した際に入ってしまう線キズです。

なお、ぼくはウエス自体には攻撃性の低いものを選ぶようにしているので、ウエスの質によって傷が入ることは(さほど)ないと認識しています。※加えて洗車時の”タッチ”にも配慮している

ただし問題なのは「ホイールに付着したブレーキダスト」。
このダストがウエスに付着し、これが塗装表面を削ることで線キズが入るということに。

そしてポルシェ718ケイマンのブレーキダストの量は半端なく、これらがウエスに移転して塗装を攻撃することになると思うと「キズが入るのも仕方ないか・・・」という感じ。

洗うとこんな感じできれいになりますが、強い光を当てるとやはりキズが目立ちます。

「グロスブラックは傷つきやすい」のであれば、サテンブラックやマットブラックに塗ればいいじゃない?という意見もありそう。
ただ、サテンブラックとマットブラックは修復が非常に難しい、という問題も経験上あって、ぼくはやはりブラックであれば「光沢(グロス)」一択。

サテンブラックやマットブラックは、仮にチッピング(飛び石キズ)ができたとして、それをタッチペンで修復すると「跡が目立つ」ことになり、しかしグロスブラックだとそんなに目立たない、ということもあるわけですね。

それでもやはりグロスブラックのホイールは捨てがたい

こういった苦労や問題が無いとは言えませんが、それでもやはりぼくは「黒いホイール」もしくは「ペイントしたホイール」を諦めるつもりはなく、それは「汚れるとわかっていても、白い服や靴を着用する」というのに似ているかもしれません。

現代においてもはやクルマは「不要」ともいえるもので、つまり自己満足のために所有している、とも言い換えることができます。

どうせ不要で、自己満足の表現手段でしか無いのであれば、実用性なんて無視して「自分の好きなようにしたほうがいい」と考えているわけですね(でないと、高いコストをかけて自分のクルマを所有する意味はない)。

lamborghini huracan

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