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ポルシェ浪人開始。ポルシェ(ボクスター)売却後に想うこと

2015/06/08

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さて、ポルシェ981ボクスターを売却したので、我が家にはポルシェがなくなってしまい、ポルシェ浪人に突入です。

ボクスターの売却については、ボクスター側にはなにひとつ不満も不足もなく、環境と意識の変化、というところが大きいですね。
ぼくは981ボクスターを通勤/普段の足として使用していたわけですが、やはりこれは「贅沢すぎるのでは」と思ったわけです。
ポルシェというブランドの車を足代わりに使用できる幸せを感じる一方で、「こんな使いかたをして良いのか」と思う自分もいるのですね。

つまりボクスターに対して「申し訳ない」という気持ちがあったことは事実です(価格の問題ではなく、その車が造られた意味として)。
もうひとつ「環境の変化」があり、日常的に立体駐車場を利用し多くの車の間に駐車する必要が出てきた、ということもあります。
こうなると、さらにボクスターに対して「本来の用途ではない」使い方を強いることになり、もしそれで横の車からのドアパンチを食らうことになれば、ぼくはきっと怒りよりも、ボクスターに対する申し訳なさを感じることになると思うのですね。

BMW i3は、ボクスターとは間逆に、「メガシティ・ビークル」つまり大都市での移動を目的に作られた車なので、価格に関係なく「足」として考えられています。
外板が樹脂なので、おそらく隣の車のドアが当たったとしても凹む可能性は(ボクスターのアルミ、鉄に比べて)低く、修理も容易だと思われます。
最小回転半径も4.7メートルと非常に小さく、全長も4メートル程度なので、狭い場所への駐車も容易ですね。

使用する目的と環境を考えると、ボクスターは明らかに、ぼくには「過ぎた」車と言え、その性能を発揮できる場を与えることが出来なかった、ということになります。

そんなわけで、ボクスターになんらかの不満が生じて売却したわけではなく、その意味ではかなり売却が辛かった(環境が許すならば維持したかった)車でもありますね。

それでもやはり「ポルシェ」というブランドはぼくにとって非常に大きな意味を持っており、やはりポルシェ浪人の脱却を目指したいところ。
ただ、現在の環境を考えると、マカンが最有力になることは間違いありません。

そこでぼくがポルシェに対して求めるものは何か?と考えた場合、それは「走行性能」ではありません。
ぼくはさほど飛ばしませんし、サーキットもほとんど走らないので、極限における性能は不要です。
よって、GT系に魅力は感じますが、おそらく購入することはないだろう、と考えています(まさに”持て余して”しまう)。
実際にスピードが出るに越したことはありませんが、ぼくはそれより「スピードが出そうな外観」を好む傾向にあり、そのためにスーパーカーに惹かれるのかもしれません。
ポルシェのGT系は、サーキットでのタイムが大きく意味を持つ車ですが、フェラーリやランボルギーニはそうではない、と考えています(そのためにオフィシャルでは、一部モデルを除いてタイムを公表していない)。
フェラーリ、ランボルギーニは「存在してこそ意義がある」車、とぼくは捉らえているのですね。

ではポルシェは?と聞かれると「乗ってナンボ」の車だと思います。
ただ、「乗って」の定義が人によって変わる、と考えます。
ぼくのように「日常的に乗る」場合もあれば、「サーキットでタイムを削る」場合もあります。
それは人それぞれで、ポルシェは人それぞれの目的のために、幅広い車を用意しています。
そのため、ぼくの目的においては「乗りやすさ」「維持費」が重要であり、そのためにボクスターのベースモデルや、今考えているマカン(もちろんベースモデル)がマッチしている、と考えるのです。
存在するだけでは意味が薄く、かつ「車の造られた目的に合わない」使い方をしてしまうと存在意義すら希薄になるのがポルシェだとも考えています。

逆にフェラーリやランボルギーニのほうがまだ「広い目的に」マッチするのかもしれません(セレブが買い物に使用しても、腕に覚えのあるドライバーがサーキットで走っても)。
不思議なものですが、フェラーリ458、488GTB、ランボルギーニ・ウラカンのような「エントリーモデル(と言って良いものか)」は、言うなればボクスターの2.7モデルから今後登場するスパイダー、911だと911カレラから911GT3RSまで、ケイマンだとベースモデルからGT4までの性格を含有しているように思われます。

それぞれ前の世代のフェラーリF430、ランボルギーニ・ガヤルドではそう感じたことはなかったのですが、現行のV8フェラーリ、V10ランボルギーニでは間違いなくそう(ポルシェのベース~トップグレードまでカバー)感じるのですね。
この部分が、以前に「ウラカンと組み合わせる車としては、ボクスターはウラカンと性格が重複している」とアップした部分でもあります。

ポルシェはモデルが細分化した分、それぞれのモデルのカバーする領域も限定されるようになり、しかしフェラーリやランボルギーニはモデル数が少ないためにそれぞれのカバーする領域が広くなっている、とも言えますね。
ただし、それは容易に出来ることではなく、両方において(カバーする範囲を狭める/広くする)テクノロジーが可能にしたことだとぼくは考えています。

ボクスターのベースモデルの乗り心地が良くなり日常性が増したのもテクノロジーのおかげで、GT3系のような速さを実現できたのもテクノロジーのおかげだと思います(可変エンジンマウントやターボに採用されるVTGは凄い技術だと思う)。
そう考えると、ポルシェにおける「幅」つまり日常性とサーキット性能、という守備範囲もそれが拡がり、深くなってきていると言えますね。
日常性だとセダン、サーキット性能だとレーシングカー、というところまで範囲が拡張されているのかもしれません。

そして同様に、ウラカンにおいてはマグネライドや可変ステアリングにて、日常~極限の状態まで対応できるようになったのもテクノロジーの賜物だと考えています。

そのような考え方もあって、ぼくは旧モデルに固執することはなく、常に「新しいテクノロジーに触れたい」と考えており、そのために最新モデルを好む傾向にあるのです。

なお、ぼくがポルシェに求めるものは「日常性」と「信頼性」であり、それに合ったモデル、となるとやはりベースグレードで、かつ日常性がもっとも高いと思われるマカンになると考えています。

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