| 見た目の「カーボン柄」、チタン製プッシュボタンが満足感を加速させる |
さて、かねてより購入を考えていたカシオの腕時計、G-SHOCK”GWR-B1000-1A1JF”を購入。
これはベゼルにエクスポーズドカーボン、本体ケースにカーボン混入樹脂、ボタン類にチタンを使用したという、クルマ好きになんとも受けそうな一本。
さらには「タフソーラー」「電波(マルチバンド6)」採用ということでバッテリー交換や時刻合わせが不要なのもいいですね。
カシオは現在「カーボン」推し
なお、カシオは「樹脂」「金属」に続く第三の素材としてカーボンを積極展開中(カシオのカーボンに関するコンテンツはこちら)。
現在、カーボンを採用するGショックとしてはこのGWR-B1000(グラビティマスター)、GG-B100(マッドマスター)、GA-2000、GST-B200の4つがありますが、このうちエクスポーズド・カーボンが外側に採用されるのはGWR-B1000とGG-B100のみ(そのほかは見た目ではカーボンだとわからない。ケースにカーボン混入樹脂を採用しているが、一見して普通の樹脂に見える)。
こちらがそのカーボン積層ベゼル。
カシオによると「52層」のカーボンを重ねている、とのこと。
さすがに上位モデルだけあり、ベゼルを固定するビスも「プラスネジ」ではなく専用デザインを採用しています。
そして裏面はこう。
ほかの一般的なG-SHOCKとは異なり、金属製の裏蓋ではなくケース一体構造の樹脂(カーボンモノコック)バックとなるのが特徴。
バッテリー交換が不要なのでこういった構造を採用しているのかもしれませんね。
なお、「CG」とあるのは「カーボンモノコック」の略。
ベルト内部にもカーボンファイバーが挿入されています(東レの”TORAYCA”。ちょっと透けて見える)。
そしてボタンは「チタン製」。
ナーリング加工や面取りなど、加工精度はかなり高いという印象。
ちなみにこのモデルにはボタンやビスが「ブルー(1A1AJF)」のモデルと「グレー(1AJF)」のモデルとがありますが、「グレー」のほうはインデックスも「グレー」となり、全体的にちょっと地味。
そういった理由で「メリハリのきいた」ブルーを選んでいます。
G-SHOCKならではの充実機能も魅力
そしてLEDを内蔵し、暗いところでも視認性を確保する「スーパーイルミネーター」も装備。
高級感を演出するためか、「ゆっくり」点灯して「ゆっくり」消えてゆく発光方法を採用しており、かつ「かなり明るい」ことが特徴です(明るい場所でも光っているのがわかる)。
スモールダイアルは上下に2つあり、この内側にソーラーパネルを内蔵し、ここから受けた光で充電を行います。
ちなみに風貌は無反射コーティングが施されたサファイアガラス(G-SHOCKには珍しいカーブドガラス採用)。
スモールダイアルの上は曜日や充電状況を表し、下側はデュアルタイム。
3時位置にはデイト表示もあります。
G-SHOCKはとにかく頑丈なのが特徴で、実際のところ何も気にせずガンガン使えるのが魅力。
海外へ行く際は空港のセキュリティチェックにて腕時計を外さなければならない場合もありますが、そういったときに高級腕時計だとなにかと傷が心配。
ただ、G-SHCOKだと傷を気にせずに(検査場の)トレイに入れておいても安心なわけですね。
加えて急な電池切れがなく、時刻合わせも不要で、かつ「恥ずかしくない(海外ではひとつの”ブランド”として確立している)」のもいい、と考えています(暗いところで時刻の確認ができるのも便利)。
さらに、冬場に「袖口に金属製ボタンや、ジッパー」がついているジャケットを着るときにも安心して着用できるものG-SHOCKの利点。
GWR-B1000のケース径は46ミリなので、数字だけを見ると「けっこう大きい」はずですが、比較的薄く、出っ張りの少ないスマートなケースを採用しているということもあってコンパクトという印象も。
なお、重量は72グラムと「G-SHOCKにしてはかなり軽い」部類です。
なお、このモデルはG-SHOCK専用アプリ「G-SHOCK Connected」対応モデルで、ぼくはこのアプリ対応モデルを購入するのは「初」。
こちらのアプリは未使用ですが、追って試してみたいと考えています。
ちなみに箱はこんな感じ。
上蓋が完全に外れる形式で、下側はフロントが前にパカっと開くタイプ(いわゆる高級腕時計に多い)。
内箱も高級腕時計っぽい開閉式ですが、このGWR-B1000の定価は10万円近いので、カシオも「気を使った」部分なのでしょうね。
他の画像はFaceboolのアルバム「G-SHOCK GWR-B1000(グラビティマスター)」にて保存中。