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カシオがG-SHOCK新シリーズ発表!カーボンモノコックケース/チタンパーツ採用のGWR-B1000、カーボンコアガード構造を持つGA-2000

2019/03/05

高級腕時計を購入するのが滑稽に思えるほどのコストパフォーマンス

カシオがカーボンを技術のコアに据えたG-SCOCKの新シリーズを発表。
大きく分けるとGWR-B1000とGA-2000の2つですが、前者はカーボンケース/カーボンベゼル/カーボン挿入ベルトという「フルカーボン仕様」、後者はカーボンファイバー強化樹脂にて成形したケースを用いた「カーボンコアガード構造」が特徴。

ここでそれらの詳細を見てみましょう。

G-SHOCKはボクの考える最強の腕時計

なお、G-SHOCKはぼくの考える「最強」腕時計。
よってぼくは「ここぞ」というときにはオーデマピゲでもなくロレックスでもなくウブロでもなくG-SHOCKを使用するようにしています(ただしコレクターではなく、実用時計としてのG-SHOCKを愛している)。

GWR-B1000GRAVITY MASTERはこんなG-SHOCKだ

まず「カーボンGショック」、GWR-B1000シリーズ
カシオ自身「CARBON G-SHOCK誕生」というコピーを使用していることでわかるとおり、カーボンを技術そして構造、デザインにおいて押し出しています。

ラインアップはGWR-B1000-1A1JFとGWR-B1000-1AJFの2つ。
機能は同一で「色違い」となっており、1A1JFはブルーアクセント、1AJFはブラックアクセント。
なお、価格は9万円とちょっとお高め。

このGWR-B1000シリーズにおいて、カシオは「カーボンコアガード構造」を特徴に掲げ、これは「カーボンファイバー強化樹脂のケースでモジュールを保護する新たな耐衝撃構造」だと 紹介。

加えてカーボンファイバーについても「樹脂の軽さと、メタルを超える強さを併せもつ、第3のマテリアル」と紹介しており、通常の樹脂製ケースを持つG-SHOCK、メタル製ケースを持つG-SHOCK(MT-G)に次ぐ新たなG-SHOCKへと育てようとしているのでは、という印象も。※カシオはカーボンに関するコンテンツも公開している

カーボンモノコックケースはその名の通り「モノコック」構造を持ち、これまでのG-SHOCKのように「裏蓋」がない一体構造を持つのが特徴。
要するに裏蓋までが一体化されているということですが、これは腕時計としては極めて珍しいもので、「電池交換不要、メンテ不要」という本モデルの性質を表している、とも言えそうです(通常はメンテナンスのために裏蓋が設けられている)。

そしてカーボン積層ベゼルについては「52層のカーボンシートを積層した」とのことで、見る限りではかなり美しい仕上げ。

耐衝撃ボタンはチタン製、かつ大きめのローレット加工が施されたもので削りだし風(本当に削り出しかも)の質感を持っており、高級感すら感じさせるものですね。

そしてベルト(バンド)にはカーボンファイバーをインサート。

その他の特徴としては「外装メタルパーツはすべてチタン」「衝撃力、遠心重力、振動の3つの重力加速度に耐えるタフネス構造」「暗所での視認性を確保するスーパーイルミネーター」「インダイアルソーラーパネル」「サファイアガラス」等を掲げています。

衝撃に強く、Bluetooth搭載電波ソーラー/タフソーラー搭載なので電池交換の必要性がなく時刻合わせも不要で、暗所でも見やすく、かつカーボンとチタンという「高いレベルで求められる要件を組み合わせた」一本だと言えそう。

これだけの機能や素材を持つのであれば、9万円という価格も納得(並行輸入だとかなり安く買えるとは思う)ですね。

比較的安価なカーボンモデル、GA-2000シリーズも登場

そしてもうひとつのカーボンモデル、GA-2000ですが、こちらはGA-2000-1A2JF、GA-2000-1A9JF、GA-2000E-4JRの三種類。
前ふたつは16,000円、最後の一つは「替えベルト二本つき」で20,000円という価格設定です。

こちらもGWR-B1000と同じく「カーボンコアガード構造」を持つものの、異なるのは「モノコックではない」ということ。
GWR-B1000が裏蓋まで一体化されたモノコックケースであるのに対し、GA-2000系では別途(これまで同様の)ステンレス製プレートを裏蓋として使用。

ただ、このモデルの特徴はその下にも「もうひとつ樹脂製の裏蓋(バックカバー)」を設けたことで、これによって「平置きが可能」となっているようですね。

その他の特徴としては、「交換容易なスライドレバー採用ベルト」「ディスク針(これはかなり格好良い)」「スーパーイルミネーター」「大型フロントボタン」等を掲げています。

こちらはタフソーラー、電波機能を搭載していないので電池交換や、国をまたいで移動すれば時刻合わせが必要となってきますが、この価格を考えると十分に許容できる内容ですね。

なお、しばらく前に発売された「G-STEEL」はその外装がウブロにそっくりなことで話題となりましたが、あまりにこのG-STEELのほうが人気なためか、実際にウブロを身につけていると「あっ、それG-STEELの新型?」と言われることが増えてきたように思います。

VIA:CASIO

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