| かなりアクの強いパターンではあるが |
ブガッティ本社にて収められたという、スペシャルカラーを身にまとうシロンスポーツの動画が公開に。
これは「ゼブラ」と命名されているそうですが、カラーリング自体はブガッティ・ヴェイロンの「ロル・ブラン」「ル・サフィール・ブル」と同様のパターン(カラーは異なる)を持つようですね。
なお、ヴェイロン「ロル・ブラン(L'Or Blanc)」とは2011年にブガッティが発表したヴェイロンのスペシャル・エディション。
このペイントには相当なコストがかかっていそうだ
この「ロル・ブラン」はベルリン王立磁器製陶所(KPF)とのコラボレーションによって特別にデザインされたもので、陶磁器とそこへ映る光をイメージしたグラフィックを持っています。
よくこんなデザインを考えたなというカラーリングですが、これはブガッティだけに職人によって塗り分けられていると思われ、ヴェイロンの中では「もっとも手間がかかっている」塗装なのかもしれませんね。
なお、このロル・ブランには「レッド」バージョンの”ロル・ルージュ”(L'Or Louge)、”ル・サフィール・ブル”(Le Saphir Bleu)も存在。
こちらはロル・ルージュのオーナーさん(の息子)ですが、シロンをイエローにて”ロル・ブラン”風にペイントしています(ロル・ジョーヌといったところか・・・)。
さらにこのオーナーさんはなんとブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモも入手済み。
こちらはヴェイロン「Le Saphir Bleu」。
そしてマクラーレン・セナにロル・ブラン風のペイントを施した人も。
おそらくはブガッティ・ヴェイロン・ロル・ブランを所有しているのだと思われ、それと同じカラーにといったオーダーをマクラーレンに出したのだと考えられますが、マクラーレンはよくこれを受けたな、と思います(そしてよくブガッティもクレームをつけなかったな・・・)。
シャシーナンバー001、ブガッティ風塗装のセナ。納車イベント/ツーリングの様子が公開に
そして今回のシロンについても、やはりヴェイロン風。
ただしカラーはロル・ブランやル・サフィール・ブルとも異なり、ブガッティはロル・ブランやロル・ルージュ、ル・サフィール・ブルと「全く同じ」カラーを使用することを(希少性を守るため)許さないのかもしれませんね。
なお、このシロンには養生が施されたままで、このあとすぐ顧客へ納車されることになった、とのこと。
そしてこのシロンスポーツの動画をインスタグラムに公開したthesupercarsquad氏は、ほかにも様々なスーパーカー/ハイパーカーの画像を投稿しています。
こちらはかなり珍しいボディカラーを持つフェラーリ488ピスタ。
ホワイトとレッドという、かなり珍しいカラーのシロン。
サーキットにて、不幸にも衝突してしまったポルシェ911GT2 RSとパガーニ・ウアイラBC。
カメレオンカラーのマクラーレンP1。
VIA:thesupercarsquad