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カスタムロレックスの最高峰?ベゼル、ストラップ、ダイヤル、ケースバックまでスケルトンなデイトナ登場!今ならまだ受注受付中

ロレックス・コスモグラフデイトナのスケルトンカスタム

| Artisan de Geneveはこれまでにも数々のカスタムロレックスをリリース済み |

さて、精力的にカスタム・ロレックスをリリースし続ける、スイスの腕時計カスタムショップ、Artisan de Geneve(アルティザン・ドゥ・ジュネーブ/アルチザン・ドゥ・ジュネーブ)。

これまでにもサブマリーナやデイトナをベースとし、ジョン・マッケンロー、ファン・パブロ・モントーヤ、レニー・クラヴィッツ、スパイク・リーといった著名人向けにカスタムを行っています。

新作「カスタムロレックス」は3種類

そして今回発表されたのはコスモグラフデイトナのカスタム「THE ZINAL CHALLENGE」「THE HONEY BLUE CHALLENGE」「THE BLAUSEE CHALLENGE」の3つ。

ここでそれぞれの内容を見てみましょう。

ロレックス コスモグラフデイトナ「THE ZINAL CHALLENGE」

このデイトナ「THE ZINAL CHALLENGE」はこれまでにアルティザン ドゥ ジュネーブが世に送り出してきたカスタムロレックスの中では最も特殊な部類かと思います。

イメージしたのはスイス最高峰のツィナールで、その「雪と氷に閉ざされた世界」を腕時計上にて再現することを目指しています。

ag_zinal_glacier

よって「透明性」を再現することとが最大のチャレンジとなっており、そのために採用されたベゼルはなんとサファイアクリスタル。

1

文字盤についてもサファイアガラスを採用してスケルトンダイヤルを実現していますが、そのためには(もともと見せることを想定していない)デイトナのムーブメント(Cal.4130)を分解し、「鑑賞に耐えうる芸術性」を持たせるための加工もなされています。

なお、ムーブメントについては自動巻きを廃止して手巻きへ、そしていくつかのパーツはブルーへと加工済。

このブルーは針にも採用されており、やはりツィナールの氷をイメージしたものだと思われます。

2

ケースはステンレススティール、そして裏面はサンドブラスト仕上げが施されており、プッシャーもオリジナルの”Millerghe”プッシャーへと変更されることに。

なお、ケースの前面についてはブラシ仕上げが採用されています。

ag_zinal_face_closeup

このデイトナに装着されるストラップは、これも例を見ない「透明」ですが、ラバーBとの共同開発にて製造されている、とのこと。

ag_zinal_lifestyle

バネ棒を保持する部分が透けて見えることとなっていますが、これもやはり「見えてもいいように」専用設計を持つのだと思われます。

ag_znl_rubberb_sketches

ロレックス コスモグラフデイトナ「THE ZINAL CHALLENGE」の価格については非公開ですが、今のところウェイティングリストに登録しておけば購入できる可能性もあるようですね。

ロレックス コスモグラフデイトナ「THE HONEY BLUE CHALLENGE」

そして次はデイトナ「THE HONEY BLUE CHALLENGE」。

こちらのベースは116508、そしてテーマは「1970年代」。

ツィナール・チャレンジと大きく異なるのは「スケルトンダイヤルではなく」、自動巻き機構を残してあること(ただしシースルーバックを採用している)。

なお、1970年代を表現するために風防はなんと「ドーム状」に(素材はサファイアガラス)。

ag_honey_blue_lifestyle

ただし全体に渡ってカスタムが施されるのはほかのアルチザン ドゥ ジュネーブの製品と同じで、まずベゼルは昔風のベークライト。

ベースはインテンスブルーだそうですが、これにちょっとだけゴールドを加えており、全体の馴染みを良くしているようですね。

ag_honey_blue_closeup_pusher_reverse

文字盤も同様に「レトロ」さを重視し、スモールダイヤルを「カウンターカラー」に。

目盛りにはベゼル同様にゴールドが採用されています。

ちょっと面白いのは「リューズガード」を削り取っていることで、これによってルックスがよりいっそうレトロとなっており、さらに側面はポリッシュ、前面はブラシ仕上げとすることで渋さを出している模様。

ag_honey_blue_closeup_pusher_back

ケース裏面は他モデル同様にサンドブラスト、そして周辺には「Artisan de Geneve」の文字がエンボス加工にて再現されます。

ag_honey_blue_closeup_top_side

ケースバックはサファイアクリスタル。

ちなみにこのコスモグラフデイトナ「THE HONEY BLUE CHALLENGE」は生産予定数量を消化しており、「購入不可」となっています。

ag_honey_blue_diptyque_back

ロレックス コスモグラフデイトナ「THE BLAUSEE CHALLENGE」

3番めに紹介するデイトナのカスタムは「THE BLAUSEE CHALLENGE」。

ベースは116520(ステンレススティール)/116505(ローズゴールド)で、つまりは「2タイプ」存在します。

ただし仕様は両者ともに同じで、単に「素材違い」だと考えて良さそう。

ag_blausee_gold_leaves

カスタム内容としては「ダイヤル、ケースバックともにスケルトン」「自動巻きを排除して手巻き化」というところがメインとなりますが、こちらはレトロというよりは「近代的」。

ベゼルはブルーセラミックを採用し、ハンドポリッシュがかけられます。

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ダイヤルはオリジナルのものを加工してスケルトン化され、スケールも新たに書き直され、ベゼルと同様にホワイトとレッドが使用されることに。

針についてもカスタムされ、センターはサンドブラスト、その両脇はポリッシュ。

クロノグラフ針はガンメタルですね。

ag_blsee_dial_closeup

裏面はスケルトン化されれサンドブラスト仕様が採用され、「THE BLAUSEE CHALLENGE」「Artisan de Geneve」文字が刻まれます。

ag_blsee_signature

こちらはゴールド版のムーブメント。

いったんすべてが分解されたのち、必要な加工とともに組み上げられます。

ag_blausee_gold_movement

残念ながら、こちらのデイトナ「BRAUSEE CHALLENGE」も予定生産台数に達しており購入は不可能です。

Artisan de Geneveの技師が情熱を語る動画はこちら

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参照:ARTISANS DE GENEVE

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