さて、最近購入したモノ三連発。
いずれもアディダスですが、グローブ(手袋)ひとつ、そしてジャケットが2つ。
まずグローブについては単に防寒用で、日常的に使用するものです。
製品名は「アディゼロ 軽量UVグローブ」、ランニング用ということになりますが、ぼくがこれを選んだのは「軽い」「フィットする」「手首が浅い」ということ。
以前はレザー用グローブを愛用したこともあったが
なお、ぼくはレザー用グローブを愛用していたこともあったものの、そもそもジャージを中心に着用するというぼくのスタイル上、シックなレザー用グローブはマッチせず、よってこういったスポーツメーカー、そしてアウトドアブランドのグローブを着用することが多くなっています。
これまでにはナイキ、プーマ、ノースフェイス、アウトドアリサーチなどを使用してきましたが、今回のアディダス製品はそれらへの「追加」。
加えてそれらの中では「最軽量」なので携帯用として使用する予定です。
そして大きなポイントが「手首が浅い」。
意外と手首が浅いグローブは少なく、というのもグローブ自体がそもそも防寒用だから。
よって手首を深く覆うタイプのグローブが多く、この部分がリブになっていたり、ホックになっていたり、ベルクロ(マジックテープ)になっていたりするのですが、そうなると腕時計のじゃまになったり、摩擦でケースを傷つけたり、ベルクロだと衣類にほつれを作ることも。
よってぼくはそういったモノがなく手首の浅い手袋を求めるのですが、意外とこういった製品が少ないのもまた事実です。
手のひら側には滑り止めもついているのでクルマの運転も問題なさそう。
人差し指の先は「スマートフォン対応」なので、これも便利な部分ですね。
アディダスのジャケットはスポーツブランドだけあって着心地が快適
そして次は「M ISETAN ICONジャケット」。
これは伊勢丹とアディダスとのコラボ製品となっており、コンセプトは「都市移動」。
2016年にスタートしたシリーズですが、2020年モデルでついに「最後」を迎えるのだそう。
以前にも同シリーズの「ネイビー」を購入したことがあり、しかしシーズンによってけっこうデザインや仕様が異なるようで、ウワサによるとこの2020年最終モデルは「シリーズ中もっともタイト」だとされています。
アディダスによると「汗を素早く吸収、発散するAERO. RDY機能を搭載。さらに軽くて型崩れやシワが気にならないストレッチシアサッカー素材を採用」。
シアサッカー素材なので基本的には夏向きということになるものの、現代ではそんなことを気にする人はあまり居ないかもしれません。
なお、「トラベル」がテーマだけあってパッカブル仕様を採用し、持ち運びも容易です。
サイドポケット下には「adidas」ロゴ。
ただしこんな感じでフラップを出しておけばロゴを隠すことも可能。
シルエットはこんな感じでかなりきつくウエストが絞られています。
ただし素材は「ストレッチ」が入っているので動きやすく、快適に着用できそうですね。
内側にはアディダスからのメッセージ。
トラベル用ジャケットは今年こそ出番が来る?
なお、ぼくがこういったトラベル用ジャケットを購入するのは「旅先でジャケットを着用する機会があるから」。
それはビジネス上の商談であったり、かしこまったレストランに出入りする必要が少なからずあるためで、しかしぼくはこういった「襟やボタンが付いている服が苦手」なのであまり普段から着ることはなく、そしてそういった必要性が生じる直前まで着用せずにいることが多くなり、その場になって「畳んでしまっておいたジャケットを取り出して着たり」するわけですね。
そういった意味もあり、スーツケースやバッグに詰めておいても邪魔にならない、そして軽量でシワになりにくいトラベルジャケットを選ぶということが多くなっています。
もちろん現在はコロナ禍ということもあってそういった機会は皆無ですが、このシリーズも終了ということで「買えるときに買っておこう」という判断です。
同じようでも印象が随分違う「ADICROSS アーバン テーラードジャケット / ADI JACKET」
そしてもう一つトラベル用に購入したのが「ADICROSS アーバン テーラードジャケット / ADI JACKET」。
アディダスではゴルフ用に分類しているようですが(ぼくはゴルフを嗜まない)、それだけに上の「M ISETAN ICONジャケット」に比較するとややシック。
実際のところ「フィット」はするもののピチピチではなく、同じサイズながらもこちらのほうが全体的にゆとりがあり、着丈も8センチほど長くなっています。
素材はナイロン89% / ポリウレタン11%(ドビー織り)、ストレッチ入り。
こちらはちょっと厚みがあり、素材感的に冬場でも着用できそう。
ただし寒さを凌ぐのには適しておらず、しかしこういったジャケットを着用するのは主に「空調の効いた室内」なので、それは問題にならないと考えています。
なお、フロントボタンは「スナップボタン」という珍しい仕様です。
ポケットも縦方向にスリットの入るデザインを持っていて、やはり「珍しい」ところですね。
ラペルにはおなじみの3本線。
欧州では衣類で判断される事が多い
なお、欧州(というかイタリア)では割と着ている服で制限を受けることが多く、たとえばリストランテ(ちょっといいレストラン)だとジャケットとレザーシューズが必須。
いかにブランド物の衣類であってもニットやスニーカーでは「アウト」であり、あくまでも”ブランドではなく様式”にて判断するようですね。
そして現地にて「ジャケットとレザーシューズ着用であれば、ジーンズを履いていてもOKなのか?」と聞いてみると「それはOK」。
「ジャージ(スウエットパンツ)でもOK?」と聞いてみると「それもOK」。※じつに不思議な基準である
こういった基準を設けているところはけっこう多く、ドバイの高級レストランでも同じような雰囲気だったので、それ以降ぼくは「旅先で高級レストランに行く予定があるときは」こういったトラベルジャケット、そして軽量で持ち運びが苦にならないレザーシューズを用意するようにしています。
ちなみにイタリアではリストランテのほかに「トラットリア」「オステリア」があり、これらは居酒屋に近い雰囲気なのでドレスコードは気にせずOK。
もちろんピッツェリアやバルも何を着ていてもOKですが、なんといってもファッションの国イタリアなので、あまりにラフな格好をしていると気恥ずかしくなることがあるかもしれません。
参照:adidas