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米2021年第1四半期において、フェアレディZはなんと28台しか売れていなかった!なおGT-Rは50台、カマロは7,889台、マスタングは17,274台、登場から13年のチャレンジャーは15,096台

投稿日:2021/04/03 更新日:

日産フェアレディZ

| この状況で日産はよくフェアレディZを終了させずにモデルチェンジしようと考えたな |

さて、アメリカにおける2021年第1四半期、つまり1月から3月のスポーツカー市場において興味深い現象が発生している模様。

それはダッジ・チャレンジャーの「好調」であり、登場から13年を数えるにもかかわらず、なんと昨年同期比の12,138台から販売台数が大きく増えて15,096台に。

同じく「アメリカンマッスル」というくくりでのライバルであるフォード・マスタングは17,274台を売ってベストセラーとなっており、ダッジ・チャレンジャーはこれに続く2番手、そして3番手は7,889台を売ったシボレー・カマロ、4番手は6,611台を販売したシボレー・コルベット。

なぜダッジ・チャレンジャーは売れ続けるのか

ここで謎として残るのが「なぜダッジ・チャレンジャーは高齢にもかかわらず売れ続けるのか」。

その理由は米国自動車市場におけるミステリーでもありますが、おそらくはその「タイムレスなデザインが年齢を感じさせないのでは」と言われています。

現行チャレンジャーは「レトロルック」を身にまとって登場しており、往年のファンにアピールするとともに、「時間が経過しても古く感じさせない」という副次的効果を生んだのかもしれません。

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加えて、合法に公道を走行できるトンデモ限定車、デーモンの存在も大きく、これがチャレンジャーのイメージを大きく向上させたとも考えられます(イメージという点だと、映画「ワイルド・スピード」への出演も大きい)。

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フォード・マスタングは「最も売れたフォードの乗用車に」

そしてフォード・マスタングに目を移すと、なんとマスタングは「フォードで最も売れた乗用車」なのだそう(チャレンジャーは「ダッジで3番めに売れた乗用車)。

ちなみにアメリカだとSUVやトラックは「乗用車扱いではない」ためにこういった結果となるわけですが、フォードはすでにセダンやコンパクトカーから(北米市場にて)撤退していることも関係しているものと思われます。

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なぜカマロは売れなくなった?

そしてもう一つの謎が「なぜカマロが売れないのか」。

カマロは2010年~2014年まで「アメリカンマッスルカー市場」にてチャレンジャー、マスタングを抑えてNo.1の座をキープしていたものの、2015年のモデルチェンジでアグレッシブなデザインとなってしまい、そこから販売が大きく下がることに。

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モデルチェンジしたカマロが「モデルチェンジしていない」チャレンジャーに販売でまったく及ばなくなったことを考えると、やはりデザインが販売に及ぼした影響は大きく、とくに高齢と言われるカマロの客層がそれについてこれなかった(そして新しい客層を呼び込むことができなかった)ということになりそうですね。

そう考えると、もはやクルマは性能うんぬんよりも「見た目」で選ばれるという傾向が定着したと考えてよく、自動車メーカーは認識を改める必要があるのかもしれません(EV時代になると、さらにその傾向が強くなるものと思われる)。

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ただしフェアレディZとGT-Rはもっとひどかった

ただ、いかに販売が落ちたといえど7,889台というのもまだ悪くはないのかもしれません。

というのも、同時期に売れた日産R35 GT-Rは50台、フェアレディZに至ってはなんと28台しか売れていないから。

正直、よくこれで販売終了にならないなという感じですが、アメリカの自動車メーカーであれば(フォードがセダンやコンパクトカーから撤退したことでわかるとおり)光の速さで「販売終了」となっているレベルですね。

参考までに、トヨタGRスープラは同時期に1,725台を販売しており、アメリカンマッスルに遠く及ばないものの、フェアレディZやR35 GT-Rに比較すると大きく健闘しているということがわかります。

日産G35GT-R

 

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