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VWが「同社史上最大」SUV、タラゴンを中国にて発表!ゴルフの車体をベースに全長5mオーバー、幅は2mオーバー

2021/04/23

VWが「同社史上最大」SUV、タラゴンを中国にて発表

| とにかく中国では「デカさ」がモノを言うようだ |

さて、フォルクスワーゲンが「同社最大のSUV」を中国で発表して話題に。

フォルクスワーゲンはかなり早い段階から中国へと進出しており、そのために中国市場では大きなシェアを占めますが、これは同時に「フォルクスワーゲン内でも中国の占める割合が大きい」ということを意味します。※ちょっと前に「VWに占める中国のシェアは40%超」と言われたので、今はもっと多いと思う

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中国市場はフォルクスワーゲンにとって「最重要地域」

そんなフォルクスワーゲンですが、中国対策としてはセダンよりもSUVを選んだようで、やはり数年前には「直近で新型SUVを10モデル投入する」と発表したことも。

そして今回発売された「タラゴン」はそのうちの一台ということになりますが、全長は5,152ミリ、全幅2,002ミリ、全高1,795ミリという堂々たる体躯を誇り、これまでフォルクスワーゲンで最大だったアトラス(中国ではテラモントとして販売中)よりも全長で112ミリ、全幅12ミリ、全高では15ミリ大きなクルマとなっています。

ただし中国市場特有というか、「見かけでイバリがきくのであれば、性能なんぞどうでもいい」という考え方が反映されているようで、最大のボディサイズを持つにもかかわらず、タラゴンに採用されるプラットフォームはVWゴルフ、アウディA3等に採用される同社の「コンパクトカー向け」。

つまり見えない部分は「必要最低限のコスト」ということになり、搭載されるパワーユニットについても、これだけの車体サイズにもかかわらず「2リッターターボが中心」だと伝えられています。

フォルクスワーゲン・タラゴンのインテリアはこうなっている

そちてこちらはフォルクスワーゲン・タラゴンの内装。

ステアリングホイールこそアトラスに似ているものの、タラゴンの内装はぐっと近代的なアレンジがなされており、デジタルメーター、そしてインフォテイメントスクリーンの姿も確認可能。

このあたりは、中国市場が「ハイテク装備を強く求める」という傾向を反映したのでしょうね。

シートレイアウトは3列を採用し、6名もしくは7名が乗車可能。

さすがに余裕あるボディサイズを持つだけあって、サードシートの後方にもかなり広い荷室スペースがあるようです。

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JUN

2013年より当ブログを運営中。 国産スポーツカー、ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等を乗り継ぎ現在に至ります。 単なる情報の記載にとどまらず、なにかしら自分の意見を添え、加えてクルマにまつわる関連情報(保険やメンテナンスなど)を提供するなど「カーライフを豊かにする」情報発信を心がけています。 いくつかのカーメディアにも寄稿中。

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