>ロールスロイス(Rolls-Royce)

前澤友作がロールスロイスとエルメスにオーダーした特別仕様の「ファントム織部」!日本の古い陶器をイメージし、前澤氏のこだわりが隅々まで反映される

投稿日:

前澤友作がロールスロイスとエルメスにオーダーした特別仕様の「ファントム織部」

| ファントム・オリベに使用されたエルメスのレザー面積を考えると、カスタム費用はとんでもない額にのぼりそうだ |

さて、日本が世界に誇るスーパーカー/ハイパーカーコレクターというと前澤友作氏。

今回、同氏がロールスロイスそしてエルメスに発注して特別に製作したワンオフモデル「ファントム・オリベ(織部)」が公開されています。

なお、この「織部」とは前澤友作氏が所有する日本の古陶器コレクション「織部焼」を指しますが、これは1600年代はじめ(安土桃山時代)に美濃地方にて作られた作品を指し、その中でも特に有名な緑色の”青織部”をイメージして制作された、とのこと。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-29

前澤友作氏は芸術分野にも造詣が深い

前澤友作氏は世界に3台しか存在しないと言われるブガッティ・ヴェイロン・エルメスを所有していることでも知られていますが、同時に芸術分野にも精通していることでも有名です。

そんな同氏ゆえ、ハイパーカーのオーダー時にもこだわりを発揮しており、以前に公開された動画でも「ゾンダZOZO」のパープル、ブガッティ・シロンの「ホワイトベージュ(ミルクコーヒーをイメージ)」など、常人ではなかなか思いつかないようなカラーをチョイスしたことも明かされています。

【動画】前澤友作、所有するブガッティ・ヴェイロン/シロン、パガーニ・ゾンダZOZOを紹介する!3台で9.5億円、「カラーにはとくにこだわった」

この記事のもくじ1 | これだけのラインアップを持つ人は世界でもそうそういない |1.1 パガーニ・ゾンダZOZOはこんなクルマ1.2 ブガッティ・ヴェイロン・エルメスはこんなクルマ1.3 ブガッティ ...

続きを見る

ロールスロイス・ファントム・オリベのボディカラーは前澤友作氏のプライベートジェット同様

このロールスロイス・ファントム・オリベのボディカラーは上述の通り「織部焼をイメージしたもの(オリベグリーン)」ではありますが、前澤友作氏はこのカラーを自身のプライベートジェットにも採用しているといい、かなりのお気に入りなのでしょうね。

ちなみにこのロールスロイス・ファントムのコンセプトそのものが「ランドジェット(地上のジェット機)なのだそう。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-25

ボディ下部のクリーム色についても、織部焼の釉薬を模したもので、ユニークな外観をファントムに与えることに。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-10

なお、見た限りでは「エルメス」の文字、またはそれを感じさせる意匠はなく、そのあたりの理由は不明です(ほかのハイパーカーコレクターがエルメスに発注したブガッティ・シロンやマクラーレン・スピードテールでは、明らかにエルメスだと主張する衣装が見られる)。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-28

マクラーレン・スピードテール「エルメス」が納車された大富豪!特殊な乗降方法や内装について紹介
【動画】マクラーレン・スピードテール「エルメス」が納車された大富豪!特殊な乗降方法や内装について紹介。アノ部分はこうなっていた

この記事のもくじ1 | 思った以上にエクステリアも「エルメス」だった |1.1 マクラーレン・スピードテールの細部はこうなっていた1.2 その後は実際にマクラーレン・スピードテールにて走行1.3 さら ...

続きを見る

もしかすると、「エルメス」を表に出さないのは前澤友作氏ならではの美意識のあらわれであり、同氏の「余裕」なのかもしれませんね。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-3

ロールスロイス・ファントム・オリベの内装は究極の贅沢空間

そしてエクステリア以上に個性的なのが、ロールスロイス・ファントム・オリベのインテリア。

おそらく内装の多くが「エルメスの手による」のだと思われ、張り材だとグリーン部分(エネアグリーン)レザー、アームレスト、コンソール、ヘッドライナーのトワルHキャンバスがエルメス製だと紹介されています。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-20

なお、ホワイトレザーは「シーシェルホワイト」とアナウンスされていますが、こちらはとくにエルメス製だとは言及されていないので、ロールスロイスの内製なのかもしれません。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-9

このエルメス製レザーは、主に「手に触れる部分」に採用されているそうですが、見るからに上質な、エルメスらしい質感を持っているようですね。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-30

レバーにもレザー。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-16

アームレスト上部はエネアグリーンレザー、サイドはキャンバス。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-31

ドア内張りもエルメスのレザーにキャンバス、そしてウッド。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-21

なお、前席シートは「シーシェルホワイト」ですが、後部座席は「エネアグリーンレザー」。

これは前澤友作氏本人が乗るのは後部座席だから、という理由なのだと思われます(シャンパンキャビネットやデカンタ収納スペースも設置されている)。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-27 (1)

ちなみに後部座席のフロアマットはこんな感じの「モッフモフのラムウール」。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-22

いったいこの内装にどれくらいのコストが掛かったのかはわかりませんが、もしかすると「車両本体価格を超えるくらい」かもしれませんね。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-35

内装パネルも「エルメス」仕様

なお、外装同様、内装においても「エルメス」の文字や、エルメスを強調するところはなく、しかし唯一「それ」を匂わせるのがダッシュボードにはめこまれた馬のレリーフ。

これについて、「フランスの著名なアーティストであり、イラストレーターでもあるピエール・ペロン氏(1905-1988)のデザインをもとにした」デザインをもち、ウォールナットの上にハンドペイントにて描かれている、とのこと。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-12

ロールスロイスのトルステン・ミュラー・エトヴェッシュCEOによれば、このファントム・オリベについて、「当社が持つ最高峰のクラフトマンシップを表現したもの であり、"3世紀以上の経験と遺産を持つ2つのメゾンの調和」だと述べ、「挑戦的、かつ技術的にも難しい依頼をエルメスと一緒に推し進め、クライアントの素晴らしいビジョンを実現することができたことは、我々だけの"特別な権利”だった」とも。※ロールスロイスとエルメスとのコラボレーションは今回が初

おそらく、ロールスロイスのものとには、こういった「数々の難問」が日々寄せられるのだと思いますが、それらにNOと言わずにチャレンジするからこそ、日々の進歩があるのでしょうね(こういった例を見ると、一見して無茶とも思える顧客の要望が、企業を成長させるひとつの原動力にもなっているように思う。逆に、高い要求を突きつけられるのは、それだけ企業が顧客から期待されているからなのかもしれない)。

Rolls-Royce-Phantom-Oribe-14

ロールスロイス・ファントム・オリベを紹介する動画はこちら

合わせて読みたい、関連投稿

ロールスロイス・カリナン・ブラックバッジ
Google副社長がオーダーしたカスタム仕様のロールスロイス・カリナンが納車!ボディカラーは専用に調合、自身のフェラーリを意識した仕様も

この記事のもくじ1 | ボディカラーはパイクスピークブルー、アクセントはフォージイエロー |1.1 ベンジャミン・ソロス夫妻のオーダーしたロールスロイス・カリナンのボディカラーは「パイクスピーク・ブル ...

続きを見る

オーダーしたのは日本人!自身の住む高級マンションに影響を受け、その建築家の意見を取り入れた「ワンオフ仕様の」ロールスロイス・ドーン
オーダーしたのは日本人!自身の住む高級マンションに影響を受け、その建築家の意見を取り入れた「ワンオフ仕様の」ロールスロイス・ドーン

この記事のもくじ1 | 一見地味に見えるが、このロールスロイス・ドーンのいたるところにまで手が入っているようだ |1.1 エクステリアには「The Kita」の精神を反映1.2 インテリアも「The ...

続きを見る

ブガッティ・ディーヴォ「レディバグ」
ブガッティが「もう許して」といいそうになったほど手の込んだカスタム・ディーヴォ「レディバグ」公開!ボディ上の柄を作成するだけで1年半

この記事のもくじ1 | そのブガッティ・ディーヴォのカスタムに、どれくらいコストかかったのかはまったく見当もつかない |1.1 その工程はあまりにも複雑だった1.2 そしてついにパターンが完成1.3 ...

続きを見る

参照:Rolls-Royce Motor Cars

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

© 2021 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5