
| 新型BMW 2シリーズは、これまでのBMWとは異なるルックスを身にまとい登場することになりそうだ |
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そのロングノーズ、コンパクトなキャビンは現行2シリーズとも大きく異る
さて、BMWが新型2シリーズ・クーペのティーザーキャンペーンをスタート。
初秋からの生産開始予定を控えて最終テストを行っている段階となりますが、BMWいわく「サスペンション、シャシー、ダンピング、ステアリング、ブレーキ・システムの完成度を高めるために、開発の多くをニュルブルクリンクで行ってきた」とのことで、そのぶん大きな期待がかかります。
同じ2シリーズでも「クーペ」のみが他とは異なる
なお、BMWには「2シリーズ」と名のつくクルマがいくつかあるものの、2シリーズ・クーペのみは他とは異なるFRベースのプラットフォームを持っており、しかし新型2シリーズには4WDもラインアップされる、とのこと。
M2を除くと2シリーズ・クーペのトップレンジは次期M2が登場するまでの間「M240i xDriveクーペ」になるとされ、これに搭載されるエンジンは直6 Mツインパワーターボ。
トランスミッションにはおなじみZF製の8速AT、そして駆動方式は4WDということになるものの、この4WDは後輪の駆動力を重視しており、Mスポーツディファレンシャルが標準にて搭載されます。

さらにBMWによれば、新型2シリーズ・クーペではねじり剛性が従来型(現行)2シリーズに比較して12%向上しているほか、ストローク依存型ダンパーが標準装備、そして電子制御式ダンパーを核としたアダプティブMシャシーはオプション扱い。

そのルックスは大きく変更されることになりそうだ
これまでにも新型2シリーズのプロトタイプはなんどか目撃されていますが、今回公開されたのはカモフラージュつきといえども公式フォトなので鮮明な画質を持っており、これを見るに「これまでの2シリーズとは大きく異る」ルックスを持つ模様。

フロントだと新しいデイタイム・ランニングランプの発光グラフィックを持つヘッドライト(アウディっぽい)に加え、中央から外側へ向かって急激に落ちてゆくフロントフェンダーが特徴的。
リアもまた同様で、これまでのBMWにはないりアフェンダー形状が与えられるようです。

フロントからはかななりロングノーズっぽい印象を受け、Z4のように「盛り上がった」ボンネットを持つようにも見えますね(フロントのリフトが50%低減しているらしい)。

そしてキャビンはコンパクトにまとめられ、重心の低さや安定感を演出しているようにも。

サイドステップは大きく張り出していて、これもまた近年のBMWには見られない意匠であり、Cピラー後方が隠されているところを見るに、ホフマイスターキンクが新しい形状へと改められるのかもしれません。

おそらくは今後、断続的に新型2シリーズのティーザー画像や動画が公開されてゆくことになるかと思いますが、続報を楽しみに待ちたいところですね。
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