| その金額は安くはないだろうが、今後ずっと使用できると考えれば高くもないはずだ |
やはりスーパーカーを運転する前の「儀式」は大切にしたい
さて、先日よりカスタムオーダーを検討中の「エアロコンセプト」。
創始者の菅野氏とお話をする機会があり、その際に「注文したフェラーリ296GTBの外装と同じカラーのレザーを使用した製品のオーダーを考えている」と伝えていたところ、今回なんとその「ブルーに染色したレザー(ワニ革)を使用した製品」のサンプルを見せていただけることに。
さらにお話を進めるうち、思っていたよりもカスタムオーダーの幅が広そうで、現在のところ、先日考えていた「キャリーケース」から「専用サイズのキーを収納するケース(キーボックス)」へと考えがシフトしつつあります。
なお、「キーとミニカー、腕時計」をまとめて(見せつつも)収納するケースについてはルイ・ヴィトンにオーダーしているので、今回新たに検討しているのでは「キーのみを収めるようなコンパクトなケース(ボックス)」であり、もう少し色々と考えてみたいと思います。
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「ブルー」エキゾチックレザーのサンプルはこんな感じ
そして今回見せていただいたサンプルを紹介すると、まずこちらは「札入れ(70枚くらい入るようだ・・・)」。
これにお札を入れるととんでもないインパクトを放つことになりそうですね(札束よりもこの札入れのほうに目が行ってしまう)。
こちらはキャリーケース。
まるで生きているかのような生命の躍動感を感じる!
金属部表面の仕上げは「ポリッシュ」。
なお、かなり広い面積にポリッシュを用いたとしても「歪み」が見えないのには驚かされます(通常、広い面積を持つ金属板はどこかが歪んでいたり、リベット周辺にも歪みが生じていて、ポリッシュだとなおさらそれが目立つことになるが、エアロコンセプトの製品にはそれがない)。
こちらは万年筆ケース。
パカっと開けると・・・。
内側には起毛素材を使用した「内張り(クッションも入っている)」。
イメージ的にはこれを「キーに合わせた」サイズに調整したものをオーダーしたいと考えています。
こちらは別のワニ革名刺入れ(菅野氏の個人所有)。
立体感を追求し、あえて通常(他のブランドでは)使用しない、ワニの脇の部分を使用しているのだそう。
そのほかにはこんな製品も
そしてこちらはワニ革ではなく牛革を使用したインナーケース。
ケース金属部の仕上げは「ブラシ仕上げ(マットな感じになる)。
こちらのほうのフィニッシュはポリッシュです(光沢が出る)。
完全に個人の好みの問題だとは思いますが、ポリッシュ仕上げのほうが金属の質感が出ているように思われ、ぼくが選ぶとしたらこちらのほう。
それぞれの製品はこういったケースに入っており、金属製のプレートが貼られています。
これはバイオリンケース(まるで武器を運んでいるかのような強烈なオーラを放っている)。
高品質なレザー製ストラップに・・・。
回転式ノブを装備。
ちなみにケースを直立させた際、トップにはスクリュー式のフタがありますが、これはイヤホンケーブルを出すためのホールだそうで、こういったところにも菅野氏のこだわりが反映されています。
こうやって見ると、ケースには複数のパネルが組み合わせられていることがわかり、それぞれのパネルには段差もなく、さらにはカミソリの刃も入らないほどピッチリと組みわせられていて、金属にてこの精度を出せる製品はエアロコンセプトの他に見たことがないかも(文字通りの航空機品質)。
できれば様々なクルマのキーに対応するサイズでオーダーしたい
菅野氏とのお話の中では色々とインスピレーションが湧いてきてあれこれ考えてしまいますが、現時点で検討しているのは上述の通り「コンパクトな、キーが一本だけ入る据え置き型ケース(ボックス)」。
外寸は煙草の箱かもうちょっと大きいくらいを想定しており、金属部はポリッシュ、そして表面はレザー張りという仕様にて検討していて、レザーについてはもちろん「フェラーリ296GTBのボディカラー近似色」のほか、内装色であるスターリングシルバーやクレマについても検討してみたいところ。
キーケースの内装については「ナシ」つまり金属むき出しで良いかと考えており、これは後に自分で「キーの形に」スポンジをカットし、その上に(手芸用品店で入手した)サテンやベロアを貼ろうかと考えているため。
そうすればクルマを乗り換え、キーのサイズが変わったとしても自分でまた新しいキーの形に沿った「スポンジ+布」を作ればいいわけで(そのため、外寸には余裕w持たせたい)、これはちょっとサステイナブルかもしれません。