| これまでに公開されたいずれのカラーもフェラーリらしく優雅で魅力的 |
アクセントやステッチと組み合わせることで無限の可能性が広がりそうだ
フェラーリは先日より「新しい内装のオプションカラー」を公開中ですが、今回は全12のうち10番目の新色が公開。
この色は「ブルー・リーパリ(Blu Lipari)」と呼ばれるもので、イタリアはシチリア州に浮かぶ島の名称から取られており、フェラーリによれば「島周辺の海の鮮やかな青と、海岸を彩る自然の平和と静けさを呼び起こす」と表現されています。
ちなみに今回追加される全12色はいずれもイタリアをイメージしたものであり、フェラーリはこれによってその出自を強く押し出そうという意図があるのでしょうね。
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ブルー・リーパリはこんなカラー
そこでこのブルー・リーパリですが、今回はビアンコのボディカラーを持つローマと組み合わせられており、見た目も爽やかな仕上がりに。
ステアリングコラムから生えるパドルはシルバー、ダッシュボードやセンターコンソールに用いられるアクセントはホワイト、そしてステアリングホイールやシートに用いられるステッチにはホワイトが用いられているようですね。
なお、雰囲気的には「発色の良いネイビー」という感じで、標準オプションとして用意されるブルー・メディオ(ちょっと緑が入っている)、そしてブルー・スターリング(ちょっと暗め)に比較すると赤みが強く、活発な印象も受けます。
ヘッドレストの跳ね馬刺繍にも「ホワイト」が用いられているもよう。
このブルー・リーパリは「ブルーカーボン」とも相性がいいんじゃないかと思います。
フェラーリでは内装にこんな「ブルー」も選ぶことができる
ちなみにこちらはブルー・メディオとカルタ・ダ・ズッケーロ(ブルーっぽいグレー)。
ブルー・メディオはおそらく地中海をイメージしていて、そのためにグリーンが入っているんじゃないかと勝手に推測。
参考までにですが、ぼくが自分のフェラーリ296GTBの内装に選んだカラーは「クレマ(アイボリー)」と「ブルー・スターリング」。
おそらく、実車で見るブルー・スターリングは限りなくブラックに近く見えるのではと予想していますが、今回公開されたブルー・リーパリだと「明らかなブルー」に見えそうですね。
なお、標準オプションの範囲で選択できるブルーは「ブルー・メディオ」「ブルー・スターリング」、そしてブルーっぽいというところではカルタ・ダ・ズッケーロの3色のみで、このブルー・リーパリは追加にてコストが必要なスペシャルカラーに分類されるのだと思われます。
ちなみにスペシャルカラーを選択すると一気にチョイスの幅が広がり、こういった明るいブルーも選択可。
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参照:Ferrari