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| カッコいいかどうかを別にすると、その技術はなかなかのものではある |
さて、世の中には様々なカスタムそしてレプリカが存在しますが、そんな中で「世界で最も醜い」と称されるマツダ・ロードスターのカスタムが登場。
これはマツダ・ロードスターのボディをキャデラック・エルドラド風に架装したもので、リアを見るとけっこう高いレベルでエルドラドを再現しているようですね。
フィンに始まりテールランプ、グリルなど、おそらくは流用加工、ワンオフで作ったであろうパーツがずらっと並び、おそらくは相当に高い技術を用いたであろうことがわかります。
なお、こちらはエルドラドではないものの、同様のデザインを持つキャデラック「シリーズ62」。
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この世代のアメ車はとんでも無く手がかかっていた
ここでそのシリーズ62を見てみると、フィンのトリム、テールランプの取り付け部など「芸術品じゃないだろうか」と思えるほどの美しい仕上がりを持っています。
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今だったら法的に(突起物として)認められないであろう形状ですね。
キャデラックはこれ以前にも「フィン状のテール」を持っていますが、この形状を採用したのは1955年のエルドラドが最初だと言われ、その後1959年あたりまでキャデラックの特徴として用いられた、とされています。
なお、当時アメリカでは流線型が流行っており、自動車のみならず様々な製品に流線型が用いられたようで、ものの本によると「歯ブラシまで」流線型であった、とのこと。
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バンパー両サイドにはジェット機のタービンのような形状を持つパーツ。
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バンパー中央にはこれまた手の込んだ形状を持つグリル。
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フロントはこんな構造。
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フロントグリルもリヤに似た構造を持っていますが、製造には多大な手間がかかったであろうことがわかります。
こういった部分が当時のキャデラックを「キャデラックたらしめていた」のでしょうね。
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軽量化や空気抵抗とは無縁のデザインを持つように思われ、当時はいかに重厚かつ豪華であるかが重要だったのかもしれません。
フロントはなぜかセリカのヘッドライト
そしてこのマツダ・ロードスターのフロントを見てみると、なぜかトヨタ・セリカのヘッドライトを装着。
もともとのリトラクタブルヘッドライトを取り外し、そこへセリカのヘッドライトを埋め込んでいるわけですが、バンパー側、ボンネット側ともその隙間をうまく埋めており、これもやはり高いスキルを活用している部分でもありますね。
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参照:Reddit