フォードが「こっそり」そのエンブレムを変更。外周が二重線から一重へ、フォードの文字が大きく太く、そして文字はクロームからホワイトへ

｜　その変更の内容はあまりに”微妙”すぎた　｜

基本的なイメージ、そしてブルーのベースカラーは変わっていない

さて、フォードは新型F-150を発表したばかりですが、そこで話題となったのが「Ford」エンブレムがこっそりと新しくなっている、ということ。

これはフォードからなんらかのアナウンスがあったわけではなく、ネット上で「なんか新しくなってる」として話題となっており、よく見ないとその変化がわからないものの、たしかにそのデザインがちょっとだけ変わっているようです。

新しいフォードのエンブレムはどう変わったのか

そこでフォードの新しいエンブレムがどう変わったのかについて見てみたいと思いますが、こちらは「旧エンブレム」。

これに比較すると新しいエンブレムはその外周が「ダブル」から「シングル」となり、「Ford」文字が大きくなっているように感じます。

さらには文字の端が今までよりも太くなったように見え（以前のエンブレムのほうが、文字の先端がシャープに思える）、そしてエンブレム外周のライン、Ford文字がこれまでのクロームからホワイトへと変更されていることがわかります。

なお、現時点ではこの新しいエンブレムがどのタイミングで、どういった対象に用いられるのかは（発表がないので）わかっておらず、たとえばモデルチェンジやフェイスリフトが行われた際にエンブレムが入れ替えられるのか、それとも今後の生産分から随時入れ替えられるのか。

はたまた、車両以外だとウエブサイトやSNSのアイコン、名刺や封筒などの印刷物、ディーラーサインに変更があるのかなどもちょっとナゾ。

「エンブレムの変更」はけっこう自動車メーカーにとって重大事項であり、おそらくはその意図とともになんらかの発表がなされるものと思われ、フォードからの正式発表を待ちたいところですね。

現在、多くの自動車メーカーがロゴやエンブレムを変更中

そしてこの数年、多くの自動車メーカーがロゴやエンブレムを変更しており、その主な理由は「スマートフォンはじめとするデジタル端末で認識しやすいように」というもの。

つまりはシンプルでコントラストの高いロゴへと変更することで視認性や識別性を向上させようという理由でからであり、これまでの「3D」から2Dへと変更する例が相次いでいます。

ただ、ポルシェやランチア、アルファロメオのように「シンプルにしない」例もあり、それはやはり格式や高級感をイメージしたがためなのかもしれません。

一方、画面上だけではなく、実際に車両に装着した際のことを考慮し、さらには「光る」ことまでを計算に入れた日産の例もあり、今後もまた様々なエンブレム、そしてロゴが色々な自動車メーカーから発表される事になりそうです。

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