|数字とアルファベットを自由に選べる |
さて、今回は香港で見かけた、面白いナンバープレートの車を紹介。
トップバッターはなんと「LOVELIVE(ラブライブ)」!
香港では数字やアルファベットを自由に組み合わせることができるので、こういったナンバープレートも実現できるわけですね。
ただ、日本のように「大阪」などの地名、「360」などの地名、そしてそのあとに付く分類がないため、この「LOVELIVE」は香港にただ一台。
たとえば日本だと「大阪」など地域ごと、そして「330」「331」などの番号ごとに「・・・1」が存在することになり、同じ番号(1)でも「複数枚」あるのですが、香港では同じ数字や文字列は一枚しかない、ということになります。
「数字だけ」「アルファベットだけ」もOK
こちらの画像、右のトヨタ・アルファードのオーナーさんは「JINA(ジーナ)」さんなのかもしれませんね。
なお、香港では「ナンバープレートは、”車”ではなく”人”に対して発給される」ので、一回そのナンバープレートを取得すれば、それを(車が変わろうとも)ずっと使用することが可能。
そのためにその「特徴のあるナンバー」は大変希少で、そのために「売買市場」が成立し、希少なナンバーは何億円という価格で取引されることになります。※ほかにも同様の国は多い
インド人富豪がナンバープレート「D5」を10億円にて落札。他にも「09」を7億円で購入
こちらは「クリスティアーノ・ロナウド」。
将来的な値上がりを予想し、デビューしたてのスポーツ選手、芸能人の名前のプレートを登録する人も多い、と聞きます。
このナンバーは今売ればかなりの高値がつきそう。
「FLOWER」。
下にある中国語が記載された、黒いナンバーは中国大陸のもので、このランボルギーニ・アヴェンタドールは香港と中国両方を行き来できる(登録料も二倍ですが)車だということを意味します。
香港で貿易会社を経営し、生産は中国で行うと行った業態(のオーナー)の場合はこういった「香港と大陸ナンバー二枚」という組み合わせが多いようです。
「COPY」。
人気が出そうな、そうでないようなナンバーですね。
たぶんオーナーの名前が「SHU RONG(周龍?)」さん。
「GARRY LO」さん。
マスタングに「GT35」。
「GT350」が取れなかったのかもしれませんね。
とにかく香港には様々なナンバープレートが多く、様々な数字やアルファベットの組み合わせを楽しんでいるようです。
まだまだ珍しいナンバーをたくさん見かけたのですが、撮影が追いつかずに紹介できないのが残念。
ほかに見たものだと「ANPANMAN(アンパンマン)」「TOMATO」「I AM 007」「RB26DETT」「RE RX7」など。
なお、「1」は香港で最初に車を登録した人ということで、由緒あるお金持ちの一族ということを示すものの、さすがに「1」を見たことはなく、ぼくが見た最も若いナンバーだと「4」。
ペニンシュラ香港ホテルはロールスロイスを30台ほど保有していることでも知られますが、「PEN1」「PEN2」といったナンバーを付けた個体もあります。