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| 香港は昔からフェラーリ愛好者が多い |
さて、香港にて見かけたクルマシリーズ、パート2。
前回もやはりフェラーリ488ピスタを紹介しましたが、今回もフェラーリ488ピスタから。
撮影できなかったものを含めると合計5台の488ピスタを目撃していて、これは相当な「488ピスタ密度」。
この個体はシルバーにネイビーのストライプという、なんともシックな仕様です。
なお、香港は昔からフェラーリそしてランボルギーニ愛好者が多く、フェラーリだと「もっとも開発に時間をかけた」、しかしサーキット走行しかできないワンオフモデル、P80/Cも香港の富豪が発注したもの。
ランボルギーニだと、ポップアップといえど「イタリア本国以外で」ランボルギーニ・ミュージアムが開設されたのは香港のみというところからも、香港の重要度がわかります。
フェラーリP80/C発表!目的は「究極のパフォーマンス」、フェラーリのワンオフモデル史上もっとも長い時間をかけて作り上げた「これ以上はない」エクストリームな一台
フェラーリ488ピスタはいつ見てもカッコイ
フェラーリ488ピスタはランボルギーニ党のぼくから見ても「悔しいけどカッコイイ」と思うフェラーリの一つ。
フロントのSダクト、フロントフードの大胆なダクト、サイドステップの絞り込み、リアフェンダー上のスリーブ付きエアインテーク、リアのドルフィンテール、そしてリアディフューザーなどいずれをとっても「非の打ち所なし」。
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488ピスタは「サーキット走行に特化した」スペシャルモデルではあるものの、スパルタンなだけではなく「美しく」、かつ「非常に高いクオリティで仕上げられた」クルマでもありますね。
![L1190295](https://live.staticflickr.com/65535/49303983472_1a19fda285_c.jpg)
このクルマを手に入れることができるのなら、いかなる犠牲を払ってもいい、と思わせる魅力がそこにあります。
![L1190297](https://live.staticflickr.com/65535/49303981892_a63cbb6fe2_c.jpg)
ものすごくポケモンなクルマも
そしてこちらは打って変わってホンダ・フリード。
見ての通り「すごくポケモン(というかピカチュウ)」な仕様を持っています。
![L1190153](https://live.staticflickr.com/65535/49303937287_ebbf1e3dc2_c.jpg)
車体のあちこちにはピカチュウ装着済み(走っていて取れないのか?)。
![L1190152](https://live.staticflickr.com/65535/49303243488_c50ffacbd3_c.jpg)
ホイールのセンターキャップもポケモン仕様。
![L1190151](https://live.staticflickr.com/65535/49303244228_984e863a75_c.jpg)
ルーフにもピカチュウ。
リアには「フリード・クラブ香港」のステッカーが貼ってあり、フリードの愛好者が多いということもわかりますね。
やはりマットなクルマも多い
昔から(というかラッピングが主流になってから)香港に多いのが「マット」なボディカラーを持つクルマ。
もともとマットカラーにてオーダーしているクルマも多いとは思われるものの、「マットカラーにラッピング」したクルマも多いようです。
このマセラティ・レヴァンテはマットグレーメタリックという渋いカラー。
![L1190298](https://live.staticflickr.com/65535/49303286418_e99a215dcb_c.jpg)
こちらのアウディもマット。
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ホンダ・アコードもマット。
このほかにもマットカラーのクルマは非常に多く、カスタムを楽しむという香港の傾向を見て取れます。
![L1190285](https://live.staticflickr.com/65535/49303779791_015eea2f3a_c.jpg)
増えすぎたテスラ・モデルSは「カスタム」領域に
香港は比較的前から「グリーン化」を意識していて、そこで多く見られるのがテスラ・モデルS。
香港には(世界的に見て)かなり早い段階からテスラが導入されており、やはり普及初期段階からテスラのオーナーズクラブが発足したほど。
![L1190170](https://live.staticflickr.com/65535/49303928217_bb7c13a48e_c.jpg)
そして香港政府もEV普及のために助成金を出したり、購入時のインセンティブを強化したりという政策を取っていて、そのためテスラはモデルS、モデルXともに相当数が走っています(ただしインセンティブがなくなってからはかなり販売が減ったとは聞いている)。
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そして台数が増えるとオーナーが考えるのが「ほかの同モデルとの差別化」で、よってモデルSのカスタムが現在かなり盛んという状況に。
こちらはメタリックブラウンにラッピングし、ホイール交換やカーボン製エアロキットを装着しています。
![L1190176](https://live.staticflickr.com/65535/49303923977_9292a8b83a_c.jpg)
結構ヒュンダイ、キアも増えてきた
そしてここ最近の香港で気になるのが「韓国勢の増加」。
つまりヒュンダイ・キアのクルマが増えてきているということですが、主にSUVにおいてその傾向が顕著(あまりこれらブランドのセダンは見かけない)。
![L1190173](https://live.staticflickr.com/65535/49303232043_5f1128143b_c.jpg)
ヒュンダイはブガッティ、ランボルギーニ、ベントレー、そしてキアはアウディのデザインを獲得しているだけあってデザインはかなり優れており、街中で見かけても「おっ」と思うモデルも多数。
「どこか欧州ブランドのニューモデルかな?」と思って近寄ってみて、「なんだヒュンダイか・・・」となるパターンです。
![L1190123](https://live.staticflickr.com/65535/49303958582_feb819ba2e_c.jpg)
そのほかにはこんなクルマも
なお、香港ではクルマのカスタム意欲が高く、とくに日本車に乗る人々にその傾向が顕著。
こちらは日本ではまず見ない、「オレンジのホイールを装着した」トヨタ・ヴェルファイア。
![L1190172](https://live.staticflickr.com/65535/49303232878_97a6172029_c.jpg)
結婚式仕様のトヨタRAV4。
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日産R35 GT-Rも日本車としてはかなり多い部類です。
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こちらは渋くカスタムされているポルシェ911。
ホイールはブラック、ブレーキキャリパーはイエローにペイントしてあります(ぼくが以前に乗っていた997世代の911と同じ仕様)。
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