| MOMOが昔っぽいホイールを発売 |
MOMOが同社のごく初期に製造した軽量ホイールにインスパイアされたホイールシリーズ「ヘリテージ6(Heritage 6)」を発表。
1980年〜1990年代をイメージしたもので、しかし製法については「デュアルウェイ・フォーミング」を採用した最新モデル。
サイズは17〜18インチで幅は8インチから12インチまでで、この設定を見るとやはりネオクラシックモデルへの装着を意識しているようですね。
ちなみにホイールのカラーはマットブラック、グロスブラック、ヘビーメタルシルバー、グロスホワイト、マットブロンズ、ガンメタルマット、モモレッド、レースゴールドマット(デザインはテクノマグネシオっぽい)。
今後復刻は流行の兆し?
なお、ネオクラシックモデルが人気化し、レストアがてらカスタムするチューナーも多数出現しており、そのため「昔っぽいホイール」や「昔っぽいタイヤ」も各社が発売。
ブリジストン、ピレリ、ダンロップ、ヨコハマがすでに復刻タイヤを発売し、ホイールにおいてもフェラーリの「5スター」、ポルシェの「フックス」、ランボルギーニの「リボルバー」デザインを取り入れたホイールを発売したメーカーも。
復刻というところだと自動車メーカーもこれを意識しており、日産はGT-R(R32)、ホンダがビートのパーツを順次復刻しており、マツダはロードスター(初代)そのもののレストアを開始。
ポルシェはかなり早い段階から過去モデルのパーツをリリースしており、クラシックモデルオーナーへの対応を強化しています。
自動車メーカーにとっては「過去のモデルの価値を維持する」ことは中古相場の高値安定化を意味するため、ポルシェはもちろんジャガー・ランドローバー、フェラーリ、BMW、メルセデス・ベンツ、ランボルギーニもレストアを相次ぎ強化(ブラバスまでも参入)。
今後は自動車メーカーのみならず「パーツ」においても(今回のMOMOのように)復刻が盛んになり、ナルディやビタローニなども復刻パーツがでてくるかも、と期待しています。
↓今っぽいカラー、レーシーなカラーがあるのがミソ
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