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「とりあえず好きなパーツを全部つけたらこうなった」的なカマロが販売中。ランボルギーニかフェラーリになりたかったようだ

投稿日:2020/01/02 更新日:

| カスタムは、往々にして自分が想定する仕上がりになるとは限らない |

米中古車売買サイトにて、1991年モデルのシボレー・カマロが登場。
見てのとおりカスタムパーツてんこ盛りといった車両ですが、フロントだとリップに加えてウイングレット付きのスプリッター、サイドにはフェラーリ・テスタロッサのようなフィン、そしてサイドステップ、前後オーバーフェンダー、ボンネットにはデフレクターにパワードーム、フロントフェンダーにはダクト風ダミーパーツ、リアクオーターウインドウにはマスタング・エレノアのようなカバー、リアには大きなウイング。

おそらくは相当にお金のかかったカスタムだとは思うものの、このオーナーも「これはちょっと売れないだろうな・・・」と考えているのか、販売ではなく「カッコいいバイクか、レストアが必要なクラシックカーとの交換希望」とかなり控えめ。

一体何を目指そうとしたのか

そしてホイールはランボルギーニ・カウンタックへの装着でおなじみの”ブラボー(リボルバー)ホイール”。
リアウイングもカウンタック風ですね。
なお、Cピラーやホイール、リアウイングを見るに、「 ロッキーIV 炎の友情 」に登場したランボルギーニ・ジャルパを目指したかったんじゃないかという気も。

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リアバンパーも変更され、テールランプには自家製っぽいカバーも。
リアバンパー株にもメッシュ、そしてよくわからないカバーが取り付けられ、テールパイプは大径4本出しに。

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そしておそらく後部座席を潰してまで「ミドシップ風に」見せたかったと思われるリアセクション。
このダクトのような黒い部分は、フェラーリ512TRもしくはテスタロッサのエンジンフードをイメージしたものだと思われます。
なお、各部の仕上げはけっこうしっかりしていて、DIYで行ったのだとすればその技術もなかなかのもの。

要レストア車両との交換を希望しているだけあって技術はありそうで、単にこのオーナーはクルマをイジるのが好きな人なのかもしれません。
実際のところ、ぼくも幼少時のアナキン・スカイウォーカーのように「機械いじりをしていると落ち着く」タイプであり、ちょっと間違うとこのクルマのオーナーのような方向に進んでいた可能性も。

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シートはバケット(ちょっとヨレてる)、シートベルトは4点式。

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コクピットにはよくわからないパーツがたくさん取り付けられており、なぜかキーボードも。
これらのパーツが機能するかどうかは不明です。

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なお、クルマのカスタムというと、とりあえず「なんでも取り付ける」人が多く、よく子どもが描いている「理想のスポーツカー」もフィンやダクト、羽がたくさん取り付けられているので、このオーナーはそういった「童心を忘れないまま大人になった」人なのだろう、とも思います。

いいクラシックカー(要レストア)との交換が成立し、あらたなる「弄り対象」がみつかるといいですね。

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  • この記事を書いた人

JUN

興味の範囲が広く、猫、小説、映画、音楽、腕時計、クルマなど。 酒、タバコ、ギャンブルは一切しません(ある意味では自分の人生そのものがギャンブル)。 いま欲しいクルマはアルピーヌA110。

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