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勝者は自分のクルマを商品化してもらえる「ホットウィールレジェンドツアー」ファイナリスト10台が決定。ロードスター、ハイゼット、ジュークなど日本車も残る

2023/11/06

勝者は自分のクルマを商品化してもらえる「ホットウィールレジェンドツアー」ファイナリスト10台が決定。ロードスター、ハイゼットなど日本車も残る

| 日本からの参加車はファイナリストには見られないものの、日本伝統のカスタムを持ち込めば高く評価されるんじゃないかと思ったりする |

中には原型を留めないほどにカスタムされた車両も登場

さて、ホットウィールが毎年開催している「ホットウィールレジェンドツアー」。

これは世界中からカスタムカービルダーが集結してそのスキルを競い、優勝車は「1/64サイズのダイキャストカーとなって発売される」という栄誉を手にすることができるというコンテスト。

そして今回、ホットウィールは最終選考に残るファイナリスト10台(10名)を決定したことに加え、11月11日に行われるイベントにて最終的な勝者を決定するとアナウンスしています。

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ボクがもっとも気になったホットウィールレジェンドツアー ファイナリストはこのクルマ

そこで今回最終選考に残った面々を見てみると、まずもっともぼくが気になったのはこのポルシェ928S。

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これは1980年モデルの928を改造した車両であり、もともと「ゴージャスなグランドツアラーであった」ポルシェ928Sをオフローダー、しかもピックアップトラックへとカスタムしています。

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ビルダーはフアン・カルロスだと紹介され、もともとのV8エンジンはそのままに内外装のあらゆる部分を改造し、荷台にはMTBやサーフボードなど様々なアイテムを乗せることができるようにカスタム済み(リアバンパーがブラックというのがナイス)。

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ホットウイールらしい派手さはないかもしれませんが、非常にクオリティが高いカスタムですね。

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インテリアはこう。

エクステリアに負けない質の高さを持っています。

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そのほかのホットウィールレジェンドツアー ファイナリストはこんな面々

このポルシェ928S以外のファイナリストを見てゆくと、こちらは1981年モデルのシボレー・カマロ。

ビルダーはマイケル・シャイアで、自身が15歳の時に購入した車両をカスタムしたのだそう。

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JUN
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どう見てもカマロだったとは信じられない!

そしてこらは1985年モデルのメルセデス・ベンツ300D。

オーナーはデビッド・アルマンザンだと紹介されており、高校の自動車技術プログラムのインストラクターを勤めているそうですが、生徒たちと一緒にこのクルマを作り上げたのだそう。

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この1957年製BMWイセッタには1.2リッターのハーレー・ダビッドソン製ショベルヘッド・エンジンが組み込まれています。

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こちらはMGB GTのカスタムバージョンでジャガーのV6エンジンや日産シルビアのブレーキを組み込むなど様々なクルマから移植されたパーツで仕上げられた、とのこと。

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これはティボー・ラガルデールによって製作された「ゴルゴスI」で、「戦後のベリータンクレーサーへのオマージュ」なのだそう。

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このBMW 2002 Tii ツーリングは上のゴルゴスIとは打って変わって現代的なカスタムが施されており、搭載されるエンジンはE39世代のBMW M5のV8エンジン。

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こちらはポーランドからエントリーのダイハツ・ハイゼット(1985年製)。

ビルダーはサミュエル・レチョヴィッチで、車体後部にはカスタムバイクが組み込まれるというナゾの一台です。

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日本の暴走族文化にインスパイアされたとのことですが、ハチロクトレノ/レビンのようなカラーリングも目を引きますね。

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こちらはニュージランドから参加のトフ・オートワークスによるマツダ・ロードスター。

よくネット上を賑わせているカスタムカーで、サイバーパンク的な雰囲気がセールスポイント。

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上で紹介したポルシェ928Sとは逆に「クロスオーバーをスポーツカーにカスタムしてみた」というタイプですが、東南アジアにはアツいビルダーがたくさんいることもよく知られています。

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なお、今回は日本からの参加者がファイナリストに含まれていないようですが、日本から参加そのものがあったのかどうかはちょっと不明。

ただ、日本らしく軽トラやミニバン、そして暴走族やドリフトカーをモチーフとした改造車で参加すればけっこう上までイケるんじゃないかと思ったりします。

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参照:Hot Wheels

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