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レンジローバー・イヴォークを購入するならポルシェ718ケイマン売却が必要。ケイマン、イヴォークそれぞれの勝るポイントを挙げて買い替えの是非を問う

2019/08/22

| 正直、買い替えてもOK、買い換えなくてもOK |

さて、現在レンジローバー・イヴォークを購入するかどうか悩み中。
そしてもしレンジローバー・イヴォークを購入するとなると、ポルシェ718ケイマンを放出する可能性が大(一応、トヨタ・スープラも予約しているので、これがやってくると家のクルマがスポーツカーばかりになるため、718ケイマンを放出することになりそう)。

レンジローバー・イヴォークはポルシェ718ケイマンと「引き換えにする」価値はある?

そこで気になるのが、レンジローバー・イヴォークはポルシェ718ケイマンを放出してまで手に入れる価値はあるのか?ということ。

ただ、これは一つの観点から論じることはできず、多角的に考えることが必要。
ここでひとつひとつ、判断材料を検討してみたいと思います。

所有する満足感は?

まず、所有する満足感。
これはぼく的には、ポルシェ718ケイマン、レンジローバー・イヴォークとも「どっこい」。

ちなみにぼくはかつて、レンジローバー・イヴォーク(初代)を売ってポルシェ981ボクスターを購入していますが、その際にちょっと後悔したのも事実であり、それだけイヴォークを気に入っていた、ということになります。

ブランドバリューは?

そして次はブランドバリュー。
これも個人の判断になるものの、ポルシェ、レンジローバーともに「やっぱりどっこい」なんじゃないか、とも考えています。

ただ、世間的にはポルシェのほうがずっと上だとは思いますし、出先やミーティングでの「扱い」も当然ながらポルシェのほうがずっと上。

ちなみに「スポーツカーに乗っている」というだけで一種のリスペクトを受ける場合もあり、これは同じポルシェであっても「マカン」と「ケイマン」では(クルマ好きから)受ける扱いが異なることも。

維持費は?

維持費についてはこれも「どっこい」。
ぼくのケイマンはメンテナンスパックに入っているので車検までの点検や消耗品の交換費用は「無償」です。

ただ、年間で2万キロほど走るので、あと1年以上乗ればタイヤの交換、ブレーキパッドの交換が必要になりそう(40万円くらいは必要か)。

よって、これらの交換時期が来る前に売るか(であれば今か・・・)、もしくは消耗品を交換して718ケイマンを乗り続けるかを判断せねばならないということですね。

その他維持にかかる費用として、ガソリン代もおそらくは「同じくらい」。
ただ、任意保険はイヴォークのほうが安上がりです(経験上からの推測)。

走行性能は?

そして走行性能ですが、これはやはりポルシェ718ケイマンのほうが「上」。
ただしぼくはサーキットを走るわけでもなく、峠をぶっ飛ばすわけでもなく、普通に走るだけなので、正直言うと「718ケイマンでも、イヴォークでも差が出にくい」乗り方をしている、と言えます。

ちなみにぼくはふだん用のクルマについて「平均走行速度」を記録していますが、これまでに最も平均速度が高かったのは「アウディTT(8S)」、次いで「レンジローバー・イヴォーク」。

この理由については、イヴォークの高速安定性が極めて高く、意外ではあるもののミニクーパーS、FFのアウディTT(8J。ぼくは2台のTTに乗っている)でも曲がれないような速度で高速カーブを(イヴォークは)曲がるわけですね。※限界領域の話ではなく、無理なく安全に曲がれる範囲(速度域)で、という意味

これにはイヴォークの4WDシステムが貢献していることは間違いなく、高速走行のみならず、悪天候時でもイヴォークのほうが圧倒的に優れるところでもあります(ぼくの住む地域は冬季に積雪や凍結があり、FFやFR、MRの場合はスタッドレスに入れ替えているが、イヴォークはその必要がない)。

よって、これらを総合すると「スポーツカーだからといって、けして日常の使用に絞った場合、そして日常使用、悪天候時を考えると走行性能が高いというわけではない」ということに。

実用性はどうだ

そして実用性についてはイヴォークのほうが上。
ぼくは人やモノをクルマに乗せることが少なく、718ケイマンでもまったく(積載性について)不便を感じていないので、ここで積載性は無関係。

ではここで考える実用性とは何なのかということですが、それは出先での駐車や乗降性。
ボディの幅についてはイヴォークのほうが718ケイマンよりも15センチほど広くなりますが、4ドアなので乗降性は良好。

さらにイヴォークのシートは高く、かつ外側に出ているので発券機でのチケット授受、金銭支払が用意です。

なお、718ケイマンはシート位置が低く、かつロールセンター適正化のためにシートが車体中央に寄っていて、発券機ではちょっと苦労することも。

安全性も重要だ

そして次は安全性。
危険に遭遇したとき、加速してそれを避けることができる(これ重要)、急ハンドルで回避できる、急ブレーキで回避できるかどうかについては718ケイマンのほうが”圧倒的”に上。

ただ、360度カメラ、マトリクスLEDヘッドライト、エマージェンシーブレーキ、ブラインドスポットモニター等のドライバーアシストはイヴォークのほうが勝ります(一部オプション)。

これらを総合的に考え、これまでの経験上「実際に危険に遭遇したときのことを考えると」718ケイマンのほうが危機を回避できる可能性が高いかもしれません。

結局のところどうすべき?

そして結局どうかということですが、「どうにも判断がつかない」。
718ケイマンを売るべき確固たる理由もないものの、イヴォークを買わない理由もなく、そこはもう「思い切るかどうか」だと言えそう。

なお、718ケイマンは納車されてちょうど1年が過ぎたところですが、この時点で売るのはちょっと「惜しい」とも考えています(かなり気に入っている)。
このタイミングでの1年がもっとも売却金額が下がると考えているので今売るのは「得策ではない」とも思われ、あと1年くらい乗っても売却金額はそう大きく変わらないかもしれません。

だとするとあと1年ほど718ケイマンを乗り、1年後に納車されるタイミングでイヴォークを発注する(逆算すると7ヶ月前くらい)のがいいのかも。※あと1年くらいであれば消耗品の支出もほとんどないと思われる

もしくは、今から1年が経過すると、ちょうど新型イヴォークのデモカーが市場に出るはずなので、その際に718ケイマンを売って「デモカー落ち」のイヴォークを購入するのもいいかもしれません(その場合は希望のボディカラー、装備を持つ個体を選べない可能性が大きい)

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