レンジローバー・イヴォークの見積もりを取ってみた！下位グレードにオプションを付けるより、装備充実の上位グレードを買ったほうがお得？

｜　売るときのことを考えても、上位グレードのほうが有利なのは間違いない　｜

さて、先日試乗を行ったレンジローバー・イヴォーク。
初代イヴォークはぼくが所有してきたクルマの中でも「ひときわ心に残る」クルマであり、今でも売ったことを後悔しているクルマの一台です。

そして新型イヴォークの試乗において「やっぱりイヴォークはいいよな」ということになり、一気に購入へと気持ちが動いているという状態。

【試乗：レンジローバー・イヴォーク】もっとも購入確率の高い次期車候補！やっぱり専業メーカーの作るSUVは一味違う

そして今回見積もりを取得していますが、希望の内容のとおりのイヴォーク「在庫車」はないようで、となると新規発注すれば「納車まで6ヶ月」。
しゃあないな注文するかと考えている状況ですが、営業さんが「希望の内容に近い在庫車を探してみる」とのことで現在連絡待ち。

もし希望に近い仕様のものが出てくればおそらく買ってしまうだろう、と考えています。

レンジローバー・イヴォークのモデル構成はこうなっている

新型レンジローバー・イヴォークについて、初回限定モデル「ファースト・エディション」を除くと、大きく分けて6種類。

「EVOQUE」がベースモデルで。「EVOQUE R-DYNAMIC」が文字通りダイナミックな外装となり、ブロンズの加飾が追加されたり”高級でスポーティー”になる考えれば良いかと思います。

ちなみに「EVOQUE」の4,610,000円という価格を見ると「安い」と思ってしまいますが、このグレードはカーナビが付いておらず、色々とオプションを付けると効果になってしまうため、実際に購入検討を行うのは「EVOQUE S」以上（これはカーナビが付いている）となりそう。

なお、レンジローバーは独特の車種選択方法を持っていて、「グレード」「エンジン」を個別に選べるのが特徴。
上述のように、多くのメーカーは「グレードとエンジン」が固定されますが、レンジローバーの場合は「グレードを選んでから」「エンジンを選ぶ」というイメージで、よって同じグレードでも複数のエンジン選択肢がある、ということですね。

なお用意されるエンジンは下記の通り（グレードによっては選べないエンジンもある）。
トランスミッションについては日本仕様の場合はすべて9速AT、駆動方式は全車4WDとなります。

今回選んだ仕様はこんな感じ

そこで今回選んだのはこういった仕様。
グレードは「イヴォークS」、エンジンは「ガソリン200馬力」。
欲を言えばキリがないので適当なところで抑えているということになりますが、イヴォークSにオプションをホイホイ付けてゆくと、結果的にひとつ上の「イヴォークSE」とさほど変わらない価格となり、しかし売るときはイヴォークSEのほうが高いのは間違いなく、もしかすると最終的にイヴォークSEにスイッチするかもしれません。

クルマを購入する際、結局いつも「予定よりも高価な買い物」に

参考までに、車両本体価格とオプション合計で6,610,000円となりますが、仮に一つ上ののグレード「イヴォークSE」に同じオプションを追加したとすると6,945,368円となります。

もともとのイヴォークSとイヴォークSEとの価格差は「78万円」なのですが、実際に購入することを前提にオプションを装着するとその差は「33万円くらい」に。

これはイヴォークSEのほうが基本装備が充実しており、イヴォークSだとオプション扱いとなるものが「標準」となっているためです（一例を挙げると、イヴォークSだとデジタルメーターは105,000円のオプションだが、イヴォークSEだと標準）。

こんな感じで、おおよそどのメーカーも「オプションつけるなら、上のグレードを買ったほうがいいか・・・」となり、結局は当初の予定よりもずいぶん高い買い物となってしまうわけですね。

オプションについては、これでも「かなり削って」いて、今回選んだのはどうしても必要だとぼくが考えるものばかり。

この他に必要なのはドライブレコーダーやレーダー探知機くらいだと考えられ、ぼくがいつも「ブラック」にペイントするパーツ類は純正オプションにて加算されているので、今回の見積もりに関しては「不要」となります。