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4本目のロレックス・コスモグラフ・デイトナ(116500LN)を買った!

2020/04/28

| 最初見たときはプラチナモデルかと思った |

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さて、何を思ったかロレックス・コスモグラフ デイトナを購入。

本来このデイトナ(116500LN)を購入する予定はなかったのですが、たまたまロレックスの正規販売店を訪れたところ店頭に置いているのを発見し、思わず購入してしまったわけですね。

なお、最初に店頭で見た際は「ステンレススティールケースのデイトナ」だとは思わず、「またプラチナモデルだけが売れ残ってるのか・・・」と思ったものの、よく考えるとプラチナモデルにはブラックベゼルとブラックダイヤルはなく、「まさか」と思ってお店の人に尋ねるとステンレスモデルだった、という顛末です。

ぼくは直近にて同じ仕様のデイトナを購入したばかりなので(ネットで注文したところあり、まだ届いてない状態だった)、これを購入する必要がないといえばないのですが、資産として保有しておいても問題はないだろうということで迷わず購入することに。

実際のところはゴールドモデルの116518LNを買おうと考え、ずっと正規店巡りをしていたものの、この機会を逃すことはないということですかさずゲットしています(よって116518LNは見送りに)。

今まではこんなデイトナを買ってきた

なお、ぼくは上述の通り過去に3本のデイトナを購入していますが(まだ届いていないものを含めると四本)、最初に購入したのは1989年。

当時はバブル経済真っ盛りで、最も人気のあったロレックスは「デイトジャストのコンビ」。

BMWが「六本木カローラ」などと不名誉な呼ばれ方をしていた時代で、とにかく日本中が「ゴージャス」というか変な派手さで盛り上がっていたわけですね。

そんな中でロレックスのスポーツモデルはサッパリ人気がなく、なんと驚きの48万円で購入しています(当時、GMTマスターII、サブマリーナも25万円くらい、チューダーのサブマリーナは15万円くらいだった)。

当時はそんなにロレックスブームでもなかったのでとくに品番などにこだわっていたわけではなく、記録は残っていないものの、たぶんRef.16520だったんじゃないかと思います。

日本では「ロレックスが最高級」

ちなみに日本の高級腕時計市場は「ロレックス一択」な傾向があり、ロレックスが一番いい、ロレックスが最高級と盲信する人多数。

昔からロレックスを購入している身としては、ロレックスの本当の素晴らしさを理解しないまま、”人気があるから”という理由だけでロレックスが買われる現状を悲しく思う部分もあって、もっと他の腕時計ブランドにも目を向ければいいのにと考えたりするのですが、この傾向は変わりそうになりません。

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なお、日本は世界的に見ても「ロレックスの在庫が最も多い国のひとつ」だと言われますが、なぜロレックスの人気がそこまで圧倒的なのかというと、やはり「バブルの頃のイメージ」。

ロレックスとメルセデス・ベンツは「バブルの象徴」でもありますが、そこで高級腕時計=ロレックス、高級車=メルセデス・ベンツという認識が日本社会に根付いたのだろう、とも考えています。

そして、そのあとにいかなるブランドが入ってこようとも、一度構築されたイメージは覆ることはない、ということですね。

2本目のデイトナはRef.16520

そして2本めとして購入したのは1995年。

すでにこの時期はデイトナが人気化していて、とくに欧州での過熱ぶりが凄まじかったと記憶しています。

そのちょっと前にはスウォッチブームがあり、主にイタリアンマフィアが資金源としてスウォッチやロレックスを買い漁っているという話が出てきたのもこの頃。

購入したのはおそらくRef.16520で、購入価格は98万円くらい。※売る時期が良く、買取価格がかなり高かった

コンビ(ロレゾール)の価値が低かったのは現在と同様ですが、コンビモデルのデイトナは70万円台で手に入ったように記憶しています。

3本目のデイトナは「ゴールド」

3本目のデイトナは2015年に購入していて、これは金無垢のRef.116518。

なぜゴールドを選んだのかというと、単に「みんながステンレスのデイトナを買っている風潮が嫌だったから」。

ただしロレックスのゴールドモデル(ステンレスもですが)はケース側面がポリッシュ加工になっていて、つまり「衣類の袖口と接触する部分が、もっとも傷つきやすい鏡面仕上げ」。

よって、長袖を着用しているときにはこのデイトナを身につけることができず、着用機会があまりに少なくなったために売却しています。

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参考までに、同じ「傷」という理由において、ぼくはステンレススティールモデルであっても長袖着用時にロレックスを身につけることはなく、よってロレックスを腕に巻くのは「半袖時のみ」。

しかしながら長袖を着ていても「ロレックスを身に着けたい」気分のときもあって、そういったときのために「内部は問題ないが、外側には傷があるために価格の安い」エクスプローラーの中古を購入して”常時着用”しようかとも検討中しているところです(しかしロレックスの中古は傷があっても割安感はなく、毎度のように、それなら新品を買うかという選択肢になる)。

ロレックス・デイトナ116518(金無垢、パンダ文字盤)を買った。これでしばらくタダ働き

今回購入した116500LNはこうなっている

そして4本目のデイトナ。※画像は別途購入し、届いたばかりのデイトナ。今回購入したものは価値の維持を考え、開けずに保管してある

上述のように「予定外」の購入ではありますが、他に持っている腕時計について「ゴールド」「カーボン」「セラミック」が増えてきていて、ステンレススティールケース比率が下がってきているということもあり、ちょっと”流れ”を変えてみるのには最適な一本。

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なお、116500LNからベゼル素材がステンレスからセラミックになり、もっとも傷つきやすいベゼルについて対策がなされたものの、ケースサイドは相変わらず「ポリッシュ」。

よってこのデイトナも長袖着用時に身につけることはないと思われます。

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参考までに、オーデマピゲやジャガールクルト、カルティエなどの多くのモデルについては「ケースサイドがブラシ仕上げ」であり、そのため長袖の衣類を着ていてもケースが傷つきにくい構造となっていますね(よってこれらは冬場に出番が多い)。

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ケースサイドはデイトジャスト系と同じく「ラウンド」。

ロレックスのスポーツモデルの代表格たるサブマリーナはここが「平面」なのですが、デイトナは「曲面」が用いられており、そのためにスポーツモデルといえどラグジュアリーな雰囲気があるようにも思います。

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ちなみにヨットマスターもケースサイドはラウンド。

さらに細かいことを言うと、サブマリーナ、ヨットマスター、デイトナともケース径は40ミリですが、サブマリーナはラグが太く厚く、横から見てもラグが外側に向かって直線的に伸びています。

反面、ヨットマスターはラグが細く、横から見ると腕に沿うようにしてカーブしていて、デイトナもヨットマスターに近い形状を持つものの、横から見るとさほど「腕に沿っていない」形を持っています。

同じロレックスのスポーツモデル、そして40ミリケースでも「全部形が違う」のはちょっと面白いところでもありますね。

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ぼくが購入したデイトナの文字盤は「ブラック」ですが、面白いのは、先代のデイトナ(116520)ではブラック文字盤のほうが人気だったのに、現行デイトナではホワイト文字盤のほうが人気なこと。

これはおそらく「ベゼルがブラックのセラミックになった」ことに関係しているのだと思われ、要は「コントラスト」を重視する人が多いのでしょうね。

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ブレスレットは「オイスターブレス」。

ただしこちらもサブマリーナとは異なって中央列にポリッシュがかけられています。

この点を見ても、ロレックスはデイトナを「ラグジュアリースポーツ」と捉えているのかもしれません。

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参考までに、個体差なのか、仕様差なのかは不明ではあるものの、サブマリーナに採用されているブレスレットの方がコマとコマとの隙間が小さく、かつ遊びが少なく剛性感が高いように感じます。

バックルはオイスターロッククラスプつき、そして中板は116520では2015年から採用された「鏡面」。

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ちなみにそれ以前のモデルではこの部分が鏡面ではなく「サンドブラスト(梨地)」となっていますが、ロレックスがマイナーチェンジにて鏡面を採用したということは、それだけ「ロレックスは鏡面加工を重視している」と考えて良さそうですね。

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インデックスはもちろんロレックス独自の「クロマライト」(116520の2013年モデルから採用)。

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