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さて、様々なクルマのバーチャルカスタムを行うコンセプトアーティスト、Khyzyl Saleem氏。
スーパーカーからコンパクトカーまで手掛ける内容は幅広く、つい先日は同氏の考えたフォルクスワーゲン・ゴルフのカスタムがキットとして商品化される、ともアナウンスされています。
そして今回、同氏は「もっと過激な」ゴルフ7のレンダリングも作成しており、こちらもそのうち商品化されるのかもしれません。
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ゴルフ7のカスタムは「ハード」と「ソフト」
まずは「ソフトな」ほうのゴルフ7ですが、フロントには「パイクスピークにでも出るんか・・・」といった感じの大型スポイラーが装着済み。
フロントグリル、バンパー、ヘッドライトも変更されており、フロントフードはエアを抜くためのアウトレットが追加されています。
フロントフェンダーはフロントスポラーと一体化しており、サイドアンダーにはウイングレット付の大型スポイラー。
リアフェンダーはリアウイングと一体化していますが、これはゴルフ特有のCピラー形状とシンクロした形状を持っています。
リアウインドウにはルーバーが追加されていて、これは最近Khyzyl Saleem氏が好んで用いるパーツですね。
リアバンパーのアンダー部はザックリとカットされており、これもまた同氏のお気に入りカスタム。
こちらはゴルフ7「ハード版」。
ボディカラーにホワイトを採用したことで「未来感」が一気に増しています。
フロントバンパーの大きさはソフト版と同じですが、こちらのほうは「フィン」が取り付けられるなどアグレッシブな印象に。
オーバーフェンダー形状も「ソフト版」とは異なるようですね。
リアフェンダーそしてリアウイングは「巨大」、そしてリアアンダーにはディフューザーが装着されて大きなフィンも。
サイドにはウイングレット付きのスカートが装着されています。
日本車も得意中の得意
なお、Khyzyl Saleem氏は以前から日本車を好んでベース車として採用。
こちらはインプレッサですが、やはりパイクスピークを走りそうな巨大フロントスポイラーにオーバーフェンダー、引っ張りタイヤに「ハの字」。
フロントにはドライビングランプが装着され、ボンネットにはダクトが追加されています。
ボディにはチェリーレッドのストライプが入り、インテリアはレッド、そしてロールバーはイエロー。
フロントウインドウの下部には「無礼に生きる」の文字。
こういったところに同氏の「日本贔屓」が現れているようですね。
フロントフェンダー、リアフェンダーには整流用のフィンが取り付けられ、やはりリアウインドウにはあルーバー、そしてリアバンパーの下半分がカットされて大型ディフューザーにマフラー二本だし。
前後ランプの発光グラフィックが細長いのもやはりKhyzyl Saleem氏の特徴です。
こちらは日産スカイラインGT-R(R33)のバーチャルチューン。
やはりフロントスカートにサイドウイング、リアウインドウにはルーバー、そして前後はオーバーフェンダー。
ホイールはディープリム、そしてシャコタン+ハの字というお決まりの仕様です。
VIA:Khyzyl Saleem