トヨタ ランドクルーザー250 ZXを注文してきた。狭き門をくぐりぬけ、ここまでクルマを買うのに苦労したことはなかったな

｜　ディーラーとしては「限られた生産枠に、どの顧客を振り分けるか」という作業を行っている最中　｜

運良く限られたランクル250の生産枠へと滑り込むことに

さて、トヨタ・ランドクルーザー250を注文。

ちなみにぼくは以前にドバイを訪れた際に砂漠をランクルで走ったことがあり、その際に「日本に帰ったらランクルを買おう」と固く誓ったわけですね。

ただし帰国後にランクルを購入しようと思ってトヨタディーラーを訪れたところ「フルモデルチェンジのために受注を受けてない」と言われ、その後ランクル300発売後に「仮」注文を入れたのがおよそ2年半前。

ただ、それ以降なんら（本注文に切り替えるタイミングが来たら連絡すると言われていたものの）連絡はないので、この仮注文は消滅したものと捉えています。

注文したランドクルーザー250は「ZX」

つまりぼくは数年前から「ランクルを手に入れねばなるまい」とずっと考えていて、そして今回やってきたチャンスを活かしての購入ということになりますが、このランクル250については（ランクル300やランクル70同様）注文自体が非常に困難となっていて、ディーラーによって対応は異なるものの「一見さんお断り（得意先のみ）」「抽選」「早いもの勝ち」など様々な話が聞かれます。

ぼくが今回ランクル250を注文したディーラーだと「そのディーラーにて購入経験がある客のみ」、かつ「転売しないであろうと思われる客のみ」と商談を行っているそうで、ぼくはたまたまクラウンスポーツを注文していたために滑り込むことができた、ということに。

そんなわけで商談の権利が与えられたものの、それでも「購入できるとは限らない」のがランドクルーザー250であり、色々と話を聞いてみると、現在の受注を受けているのは「2026年3月生産分まで」、そしてそれぞれのグレードごとに生産台数が決まっているため、それらを現在「振り分けて」いるそうですが、一番生産台数が多いのがガソリンVX、そこからディーゼルVX、ディーゼルZXの順に少なくなってゆくのだそう（ディーゼルGXは今回購入検討対象外なので話を聞いていない）。

• 「ディーゼル ZX（7,350,000円）」・・・2.8リッターディーゼル（204馬力）
• 「ディーゼル VX（6,300,000円）」・・・2.8リッターディーゼル（204馬力）
• 「ディーゼル GX（5,200,000円）」・・・2.8リッターディーゼル（204馬力）
• 「ガソリン VX（5,450,000円）」・・・2.7リッターガソリン（163馬力）

そしてこのディーラー内では、すでにZXの受注可能枠がほぼ残っておらず、その残った枠に多数の購入希望者が殺到しているわけですが、ディーラーとしてはその枠を誰に渡すのかを決めているというのが商談時の状況です。

そしてこのディーラーでの購入条件は上述の「そのディーラーにて購入経験がある顧客のみ」、かつ「転売しないであろうと思われる客のみ」、さらにはほかにももうひとつあり、それは「必ず下取車を入れること」。

そして下取車についてもあらかじめ下取車の情報を提出する必要があり、その情報を示せなかったり、下取車が「その条件をクリアするためにそのへんで購入してきた格安車」であったりすると（転売の可能性ありとして）NGだそうで、よってぼくは所有車のうちの一台の情報を提供することに。

そのほか、様々なヒアリングのようなもの、色々な調整を経てなぜか「返答に時間がかかる」とされていたものの、不思議なことにその場で「受注OK」が出てしまい、めでたくランクル250 ZXの注文となったわけですね（なお、ZXの受注可否の返事に時間がかかり、それで受注NGとなった場合、VXの受注枠がすべて埋まっている可能性があり、その場合はランクル250の発注そのものができなくなる）。

商談においてはこの他にも様々な事情や内容などがあり、それらの多くはここで説明できないものの、正直言って今回のランドクルーザー250の商談が「いままで購入したクルマの中ではもっともタフであった」と考えています。

合わせて読みたい、ランドクルーザー250関連投稿