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アストンマーティンの新型エレクトリックスーパースポーツ「ヴァンテオン」登場!3Dアーティストが自身の想いをCG作品に

2021/10/24

アストンマーティンの新型エレクトリックスーパースポーツ「ヴァンテオン」登場!3Dアーティストが自身の想いをCG作品に

| 次世代ヴァンテージ、次世代DB11はピュアエレクトリック、2026年以降に発売と言われるが |

デザインやネーミングについては「新世代」をアピールするために一新される可能性も

さて、3DアーティストであるDejan Hristov氏が、自身の考えるアストンマーティンのスーパーカー、「Aston Martin Vanteon」のレンダリングを作成して公開することに。

現在のアストンマーティンと共通するのはフロントのベーン・グリル、そして「V」ではじまるネーミング程度ですが、その優雅さや筋肉質もしっかりと受け継いでいるように見えます。

詳細については語られていないものの、エキゾーストパイプが見られないことからも「ピュアエレクトリックカー」だと考えて良さそうですね。

アストンマーティン・ヴァンテオンはこういった仕様を持っている

そこでこのアストンマーティン・ヴァンテオンを見てみたいと思いますが、雰囲気的にはちょっとだけヴァンテージに似ているものの、ヘッドライトやフロントバンパー横のエアカーテンは「新しい」造形を持っており、これらは現在のアストンマーティンに見られないもの。

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サイドにかけての造形も同様に「新しい」デザインを持っていますが、今後アストンマーティンが現在のデザイン路線を継続するかどうかは不明であり、とくに経営者が変わったということを考慮すると、今後発売されるアストンマーティンは、これまでとは全く異なるデザインを持つことになるのかもしれません。

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リア周りは一層アグレッシブで、とくに極端に小さなリアウインドウはこのヴァンテオン最大の特徴と言えるかもしれません。

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こちらはヴァンテオンを上から見た図。

古典的な「ロングノーズ」っぽいスタイルを持っているようですね。

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「ヘルメットルーフ」、そして筋肉質なリアフェンダー、さらにダックテールスポイラーという造形を持っています。

なお、ドアミラーは存在せず、かわりにルーフから伸びたカメラがそのかわりを務めるようですね。

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ディヘドラルドアを採用していますが、かなり大きな面積がガバッと開く模様。

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ヴァンテオンの「オープンモデル」のレンダリングも

そしてこちらはアストンマーティン・ヴァンテオンのオープン版。

ヴォランテ(アストンマーティンは伝統的に、オープンモデルをヴォランテと呼ぶ)というよりは「ロードスター」といったほうがふさわしいデザインだと思います。

なお、クーペ版で見られた「カメラ」はこのオープン版では見られない模様。

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シート後方には「バットレス」形状が際限されていますが、おそらくは簡素なトップはその下に収納されているのだろう、と推測します。

なお、アストンマーティンは現在DB11の後継モデルを準備中だといいますが、その詳細についてはいっさい謎。

おそらくは2026年辺りに発売され、ピュアエレクトリックモデルになるのではと言われますが、その名称が「DB12」になるのかどうかも不明です(このDBというネーミングは、1947年にデビッド・ブラウンによって買収された際にそのイニシャルを採用したのがそのルーツであり、しかし現在はデビッド・ブラウンとはなんら関係がなく、よってこれを継続する理由は”伝統”以外には存在しない)。

もしかすると、新体制となったことを強調するためにネーミングやデザインを一新する可能性も考えられ、アストンマーティンからの公式発表を待ちたいところですね。

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参照:Dejan Hristov

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