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【今日のニュース】「今後アウディがベントレーの管理を行う」「メルセデスはEV/HVにおいてもポルシェに対抗」「マクラーレンの新型HVは新シリーズ、600馬力」

2020/10/27

| フォルクスワーゲングループの内部は11月に大きな変動がありそうだ |

さて、いくつかのニュースをまとめてお届けしたいと思いますが、今回の内容としては「アウディがベントレーを直接コントロールする」「メルセデス・ベンツはプラグインハイブリッド、EVにおいてポルシェをターゲットにする」「マクラーレンの新型ハイブリッドスポーツは新しい名称が与えられ、600馬力以上を発生」というウワサ。

まずは「アウディがベントレーをコントロールする」という話について、現在ベントレーはアウディとともにフォルクスワーゲングループに属しているのはご存知の通り。

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フォルクスワーゲンはグループ内のブランドを4つにセグメント分け

フォルクスワーゲンは現在12(イタルデザインを含めると13)ものブランドを持っており、以前にこれを大きく4つに分ける、とコメント。

商用車、大衆車、プレミアム、そのまた上のプレミアムといった分け方だったと思いますが、いずれのブランドについても自主性を持たせるともコメントしており、つまりそれぞれのブランドはそれぞれ独自に運営してゆく、ということですね。

ただ、今回のウワサだと「ベントレーがアウディの管理下に置かれる」ということになり、以前の決定とはやや異なる内容が報じられているわけですが、これは11月に予定されているという「フォルクスワーゲングループ内での今後を話し合う重要会議」における何らかの前触れなのかも。

この会議ではランボルギーニとブガッティの売却是非が問われるとも報じられており、大きな変革があるのかもしれません。

ランボルギーニ・ウラカン
VWが11月に重要会議を開催し、そこで「ブガッティ、ランボルギーニ、ドゥカティ」の未来を検討との報道。将来性がなければ売却の可能性も

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加えて、来年1月にはランボルギーニを去ると発表されたステファノ・ドメニカリ氏の後任についても発表されておらず、このあたりも含めてグループ内におけるドラスティックな人事再編もありそうですね。

参照:Automobilwoche

メルセデス・ベンツはどこまでもポルシェを標的に

そして次はメルセデス・ベンツ(ダイムラー)会長、オーラ・ケレニウス氏が「ハイブリッドそしてピュアエレクトリックモデルについて、ポルシェを追いかける」と発言したというニュース。

メルセデス・ベンツはEQCに続きEQS、EQE、さらにはセダンとSUVとの中間のようなボディ形状を持つEVを発売するともコメントしていますが、パフォーマンスについてはポルシェがベンチマークだと語った模様。

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たしかにメルセデス・ベンツはポルシェ911をターゲットとしてAMG GTを、パナメーラを狙ってAMG GT 4ドアクーペを投入しており、なにかとポルシェを目の敵にしているのは間違いないようですね。

その一方でメルセデス・ベンツは自社の博物館にポルシェを展示したり、お互いの博物館を行き来する人を対象に料金を割引したりと「この両社は仲がいいのかそうでないのかわからない」状態です。

参照:Auto News

マクラーレンの新型ハイブリッドスポーツは600馬力?

そして先日パテント画像が公開となったマクラーレンのニューモデルについて、これは540C、570系、600LTや620Rで構成される「スポーツシリーズ」と置き換えられることになると言われます。

加えて最新のウワサだと、このスポーツシリーズそのものが廃止となり、「ハイパフォーマンスハイブリッド(HPH)」に置き換えられる、とのウワサ。

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マクラーレンは現在の体制になって初の量産車であるMP4-12Cを発売したのちから絶えず改良を行っており、積極的にニューモデルを投入しています。

その中には「570GT」や「GT」といった、半ば計画外のモデルも存在し、さらに早々に後継モデルにとって変わられたモデルも存在。

それによって新しい顧客を獲得できる一方、既に購入した顧客にとっては「えっ?もう自分のマクラーレンは旧型になってしまったん・・・?」という事態も発生しており、ある意味ではちょっと買いづらい状況も発生しています。

さらに今回は「スポーツシリーズが一世代限りで終了」という話が出ているということになり、今後もこれまで以上のペースで変革が進められることになりそうですね。

なお、このハイパフォーマンスハイブリッドについては、V6ツインターボエンジンとハイブリッドシステムとの合計にて600馬力を発生する、と言われます。

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